今回は大晦日に観た映画の二本目よ
「District 9」(邦題:第九地区)
監督:ケン カミンズ
ビル ブロック
脚本:二ール ブロムカンプ
テリー タッチェル
公開:豪、NZ:2009年8月13日
米、加:2009年8月14日
日:2010年4月10日
日本では去年の公開だったし、配給も大手(ワーナーブラザースとギャガ)だったので観た人もいると思います
ここからはネタバレよ。これから観るって人は、読まないでね![]()
観た感想ね
粗筋は「宇宙船でやってきた宇宙人が宇宙船が故障したので難民として隔離地区(第九地区)で地球人(アルジェリア人)と共存する。が、両者の対立が絶えないため、宇宙人(エビ(エビ=PRAWNに似ているため))達を彼らの専用居住区(第十地区)に移住(実質、強制移住)させるためにやってきたMNUの職員(ヴィカス)がエビの小屋から押収した液体を浴びてしまって、その結果徐々にエビに変態していく。その過程でMNUに囚われそこから逃げて、追われて、戦って、最後はエビ(クリストファー ジョンソン)と心を通わせ(ってかなり、お互いの「エゴ」も見えるが・・・)、最後は彼を母船に帰らせる」ってな話ね
この映画、みなさんはどんな映画だと思いました?
エイリアンと人間がドンパチするだけのB級映画だとでも、思いました?
くだらんもんだとでも?
俺はこの映画は「南アフリカの現状」を如実に投影したシリアスな映画だと思いましたわ
これは対象が「エビ=エイリアン」だから若干滑稽な気がしますが、これは「人種(ってか種族か?)差別」が底流にあるお話なんです
「エビ」にはなにをしても構わない。勝手に「居住区」を決めて、そこに押し込めて、問題があれば、さらに偏狭な土地に「移住」させる。一応非難を避けるために「国際ルール」は守るけど形だけ、実質的には「武力」と「彼らの無知」さ」を使って強制的にことを運ぶ。抵抗すれば容赦ない。まさにこれは「アパルトヘイト」時代の南アの姿そのものなんです。
そのなかで、「支配するもの」から「支配されるもの」に立場が変わってしまった人間が、どう行動して生きていくのか、という話なんです。
今まで、権利もなにも認めず、力で支配し、差別してきたものに自分が変わっていく。その過程で、どう行動して、どう心が変化していくのか、そして、どう自分の運命を受け入れていくのか、という話なんです
まあ、「感染」した「ヴィカス」は気の毒っちゃー気の毒だが、結果的に「エビ」をきちんと「同じ知的生命体」で、人間と同じ「権利」を持ったものと認識できるようになったわけだから、彼の心にはよかったのではないかと思う
ただ、「残された者達(身内や同僚)」はほんに気の毒だと思う。でも、「タニア」が「まだどこかで生きている」と信じているなんて、ポジティブな人でよかったと思う。そこはせめてもの救いよね
ただ、「クリストファー」は「3年後」どのようにして戻ってくるのか?仲間を大勢連れて地球に侵攻してくるのか、それとも、ただたんに、地球に残った仲間を救出しにくるだけなのか?それとも、このまま帰ってこないのか?
「ヴィカス」はどうするのか?きちんと「治して」くれるのか?そもそも、その時に「ヴィカス」自信が「治したい」と思っているのか?
3年後、どうなるのか、気になります
ところで、クリスの息子がだんだん可愛く思ってきたのは、俺だけですかね?
この映画、最後は残ったエビたちは「第十地区」に移住させられるわけだから、紆余曲折あっても、結局予定道りにことが進んだことになるのよね?
持たざる者は抵抗するだけ無駄だってことかしら?
なんだか、頷けるけど、しっくりはこないわね
予想道りの結果だけど、正しくはないからね
結局世の中は「持てる者」が支配するのよね
これが、資本主義の原理ね
「資本主義」は「弱肉強食」の世界![]()
こんなところで今日はおしまい
読んでくれた人、サンクス。焼き肉定食が食べたくなってきたわ。![]()
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