
バレンタインデーも終わりですが、4年前の14日は僕にとって、もうひとつの特別な日になりました。
その時も今日の様な雲一つない空で…何となく哀しい空の色。
今日は特別な日…
祖父の命日…
八十八歳で亡くなり、周囲の人は大往生だと言うけど、百まで生きると家族に言ってたし、僕にはそれが出来るほど元気そうに見えていたのだけど…
病気を隠し、皆に心配を掛けまいとの祖父なりの配慮だったらしい。
母だけは何となく気付いてたらしいのだが入院するまで家族、親類にもひた隠し。
自分の身体は自分自身がよく知っていると言ったところか…或いは病院の世話になりたくなかったのか…何れにしても祖父らしい考え方だけどけどね。
最期に祖父が僕に言った言葉。あの時、何を言いたかったのだろう。微かな唇の動き、とても小さく細い声で…
僕はただ頷くことでしか応えることができなかった。
それが祖父の為に唯一出来る精一杯の返答だったかな。