言わなかったことが罪なのか、
止めなかったのが罪なのか、
もしかしたらエキサイトさせてしまったからか・・・。
未だによく分からん。
昨夜はカミさんに頭を抱かれながら寝た。
赤ん坊帰りだ。
そうでもしないと、静寂に耐えられなかった。
こんな時の女性のやさしい抱擁は、
男にとってほんとありがたい。
これまでも、3人の仲の良い
ライダーをあっちに持ってかれてるが、
今回の様に目の前で事故って、
みんなに手を握られながら冷たくなってったヤツは初めて。
ストリートトリプル乗りで、
いつもAmano Jackのすることに
質問ばかりして、みんなに誂われてた
ルザイニ享年29歳・・・。
ブログ記事にするかどうか考えたけど、
言葉にすると、激昂しそうなんでブログにする。
自分を忘れかけた時に読みたいし、
事故の重みを知ってほしいから写真も載せる。
それを知りたい人にはちゃんと伝えるべきだと思うし。
日本のライダーが何かちょっとでも感じてくれたら、
すべてが無ってことにはならないと思うし。
興味ない人は読むべからず。
3月25日 日曜日
事前にトライアンフ仲間から
マレーシア・ツーリングの誘いがあったんで、
参加。
7時30分、
国境を超えたマレーシアのスタンドで集合した。
Amano Jackを入れて、総勢10台11名。
タイガー800が3台、スピードトリプルが2台、
ストリートトリプル5台。
オーガナイザーのブリーフィングで、
マレーシアの西海岸から小高い峠を超えて
東海岸へ出るルート。
メンバーの顔ぶれとタイムスケジュールを見ると
かなりハイスピードのツーリングになりそうだった。
特にストリートトリプルの連中が要注意。

8時10分、
スタンドをスタート。
高速を150平均で走り抜け、
峠へ向かう一般道へ入る。
10時40分、
高速で悪路を走った為、Amano Jackの相棒の
ガソリンタンク下部のフェイルホースが
振動で抜けた。
本当はブログネタに調度良かったんだけど・・・。

その後、タンデムのタイガー800を先頭に峠へ。
このタイガーが速い!
って言うか上手い。
タンデムで後ろにストリートトリプルを従えながら
ガンガンコーナーをパスしていく。
後ろで見ていても、後を追うストトリの連中が
必死なのがよく分かる・・・。
11時30分
東海岸のコーヒーショップ到着。
遅いブレックファーストを食いながら
峠でのライディングの話で盛り上がる。
「道路のコンディション、
悪かったね。
でも楽しかった!」
「OHLINSはどうだ?
いいフィリングかぃ?」
「最高ぉ~♬
でも、アソコでJackに
抜かれると思わなかった。」
「ははははっ!
年の功、年の功!」
「えぇ~、次のランチポイントまで
100キロちょっと。
このペースなら1時間半後には
美味しいシーフードに
ありつけそうです。」
「しかしアンタ速ぇーなぁ!
タンデムでよくあの悪路を走るよ。」
「ここ何度も走ってますから!」
12時10分、
コーヒーショップ出発。
ガソリンを給油して、
マレー半島東側を一路南下。
そして12時30分・・・・・・
緩やかに登る広い一車線の右コーナー。
タンデムのタイガー800を先頭に、
2台のストリートトリプル、そしてルザイニのストリートトリプル。
1台挟んでAmano Jack・・・・・。
ルザイニのストリートトリプルの
倒し込みが一瞬遅れて外に膨らむ。
パニックブレーキ・・・
フロントから倒れる・・・
ものすごい砂煙・・・
前を走っていたストリートトリプルもリアがロックして
大きくケツを左右に振る。
ルザイニのバイクは、数十メートル滑って
ガードレールに突き刺さる。
ルザイニがガードレールに激突したのを横目で見ながら
急停止・・・。
「Anbulance!!!」
オーガナイザーが救急車とポリスに通報。
うつぶせにボロ雑巾のように転がってるルザイニ。
右足の向きがひざ下から不自然。
ヘルメット越しに声をかける。
応答なし。
指先が少し動いた。
かすかなうめき声。
声をかけ続ける。
意識が戻る。
息が出来ない、ヘルメットを外してくれと訴える。
動くな、オマエは事故った、すぐに救急車が来る!と説明。
声をかけ続ける・・・
安心しろ、みんないるぞ!
すぐに救急車が賑やかにやってる!
ガンバれ!
息が苦しい、ヘルメットを外してくれと泣く・・・
嘔吐が激しい。
ポケットナイフでメットのあごひもを切断。
ヘルメットのサイズが大きめなのか、容易に脱がせられた。
余りに苦しがるので、ゆっくり仰向けに。
少し楽になったと泣きながら言う。
励まし続ける・・・。
がんばれ!
ゆっくり呼吸しろ!
救急車はすぐそこだ!

手分けして二次事故防止と野次馬の追っ払いの処理、
15分たっても来ない救急車とポリスへの催促。
ルザイニの泣き声が、心もとないうめき声に変わる。
呼吸の間隔が短い。
声をかけ続ける。
がんばれ!
ゆっくり呼吸しろ!
救急車はすぐそこだ!
1時15分・・・・
呼吸停止。
目は開いている。
人工呼吸開始。
3人で後退しながら人工呼吸。
5分経過・・・
10分経過・・・
15分経過・・・
・・・・・・・・。
激しいスコール。
みんなのライダージャケットをルザイニの全身にかけてやる。
激しい雨。
東の空は青空。
ずぶ濡れのみんなの顔。
2時5分、
シンガポールからトライアンフの代理店が
ルザイニのバイクを搬送するために到着。
3時10分、
救急車到着。
ルザイニの死亡を確認して何もせず引き上げる。

3時30分、
ポリス到着。
彼の亡骸を黒い死体袋に入れジープに乗せ、
Kota Tinggiの病院へ。

5時20分
ルザイニの家族がシンガポールから到着。
彼のお姉さんからベストを尽くしてくれたとお礼の一言。
誰かが泣き崩れた。多分全員。
7時15分
解散。
マレーシアの救急車と警察の動きが悪いのは、
あまりにも有名。
2時間3時間待ちは当たり前。
日本だったら、シンガポールだったら
もしかしたら助かってたかも知れん。
彼らに八つ当たりはしたくない。
が・・・。
道路事情が悪いのは、アジアの国々では当たり前。
ダンプがぶちまけた砂が道路に溜まりっぱなしで
それを撤去しないのも当たり前。
そんなことに八つ当たりしてたら、ここには住めん。
が・・・。
なぜコーヒーショップで一言、
「ペースが速すぎる!」と
年長の自分が言い出さなかったか。
楽しさに浮かれてたか?
雰囲気を壊したくなかったか?
スキルが高いグループに若い血気盛んなヤツが
入れば、こうなる可能性が有ったはず。
見抜けない?
言い出せない?
止められない?
どこがベテランだ!
なにがストリートファイターだ!
なにがAmano Jackだ!
今日のお昼、ルザイニはムスリムの儀式に則り、
煙になって旅立ちました。
バイクで死ぬのはダメだ!
なぜならリスキーな趣味だから。
うまく言えないけど、リスキーな趣味を楽しんで
死ぬのは卑怯だ!
やっぱり上手く言えない。
自分はバイクを乗り続ける。
これを理由に降りたりはしません。
バイクで死んだ4人のダチが、それを理由にしたら
怒るような気がして。
乗り続けます。老いくたばるまで。
スピード違反はするかも知れん。
タクシーに蹴りを入れるかも知れん。
でもセフティマージンはちゃんと取る。
一日一回の安全運転も続ける。
絶対降りないぜ!
Bro.. I never forget yesterday's your a smile.
Pls sleep peacefully Bro..

読み返す気が起きないんで、
誤字脱字にはご容赦ください。
いつも押してくれて、ありがとう! サリマカセ!

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止めなかったのが罪なのか、
もしかしたらエキサイトさせてしまったからか・・・。
未だによく分からん。
昨夜はカミさんに頭を抱かれながら寝た。
赤ん坊帰りだ。
そうでもしないと、静寂に耐えられなかった。
こんな時の女性のやさしい抱擁は、
男にとってほんとありがたい。
これまでも、3人の仲の良い
ライダーをあっちに持ってかれてるが、
今回の様に目の前で事故って、
みんなに手を握られながら冷たくなってったヤツは初めて。
ストリートトリプル乗りで、
いつもAmano Jackのすることに
質問ばかりして、みんなに誂われてた
ルザイニ享年29歳・・・。
ブログ記事にするかどうか考えたけど、
言葉にすると、激昂しそうなんでブログにする。
自分を忘れかけた時に読みたいし、
事故の重みを知ってほしいから写真も載せる。
それを知りたい人にはちゃんと伝えるべきだと思うし。
日本のライダーが何かちょっとでも感じてくれたら、
すべてが無ってことにはならないと思うし。
興味ない人は読むべからず。
3月25日 日曜日
事前にトライアンフ仲間から
マレーシア・ツーリングの誘いがあったんで、
参加。
7時30分、
国境を超えたマレーシアのスタンドで集合した。
Amano Jackを入れて、総勢10台11名。
タイガー800が3台、スピードトリプルが2台、
ストリートトリプル5台。
オーガナイザーのブリーフィングで、
マレーシアの西海岸から小高い峠を超えて
東海岸へ出るルート。
メンバーの顔ぶれとタイムスケジュールを見ると
かなりハイスピードのツーリングになりそうだった。
特にストリートトリプルの連中が要注意。

8時10分、
スタンドをスタート。
高速を150平均で走り抜け、
峠へ向かう一般道へ入る。
10時40分、
高速で悪路を走った為、Amano Jackの相棒の
ガソリンタンク下部のフェイルホースが
振動で抜けた。
本当はブログネタに調度良かったんだけど・・・。

その後、タンデムのタイガー800を先頭に峠へ。
このタイガーが速い!
って言うか上手い。
タンデムで後ろにストリートトリプルを従えながら
ガンガンコーナーをパスしていく。
後ろで見ていても、後を追うストトリの連中が
必死なのがよく分かる・・・。
11時30分
東海岸のコーヒーショップ到着。
遅いブレックファーストを食いながら
峠でのライディングの話で盛り上がる。
「道路のコンディション、
悪かったね。
でも楽しかった!」
「OHLINSはどうだ?
いいフィリングかぃ?」
「最高ぉ~♬
でも、アソコでJackに
抜かれると思わなかった。」
「ははははっ!
年の功、年の功!」
「えぇ~、次のランチポイントまで
100キロちょっと。
このペースなら1時間半後には
美味しいシーフードに
ありつけそうです。」
「しかしアンタ速ぇーなぁ!
タンデムでよくあの悪路を走るよ。」
「ここ何度も走ってますから!」
12時10分、
コーヒーショップ出発。
ガソリンを給油して、
マレー半島東側を一路南下。
そして12時30分・・・・・・
緩やかに登る広い一車線の右コーナー。
タンデムのタイガー800を先頭に、
2台のストリートトリプル、そしてルザイニのストリートトリプル。
1台挟んでAmano Jack・・・・・。
ルザイニのストリートトリプルの
倒し込みが一瞬遅れて外に膨らむ。
パニックブレーキ・・・
フロントから倒れる・・・
ものすごい砂煙・・・
前を走っていたストリートトリプルもリアがロックして
大きくケツを左右に振る。
ルザイニのバイクは、数十メートル滑って
ガードレールに突き刺さる。
ルザイニがガードレールに激突したのを横目で見ながら
急停止・・・。
「Anbulance!!!」
オーガナイザーが救急車とポリスに通報。
うつぶせにボロ雑巾のように転がってるルザイニ。
右足の向きがひざ下から不自然。
ヘルメット越しに声をかける。
応答なし。
指先が少し動いた。
かすかなうめき声。
声をかけ続ける。
意識が戻る。
息が出来ない、ヘルメットを外してくれと訴える。
動くな、オマエは事故った、すぐに救急車が来る!と説明。
声をかけ続ける・・・
安心しろ、みんないるぞ!
すぐに救急車が賑やかにやってる!
ガンバれ!
息が苦しい、ヘルメットを外してくれと泣く・・・
嘔吐が激しい。
ポケットナイフでメットのあごひもを切断。
ヘルメットのサイズが大きめなのか、容易に脱がせられた。
余りに苦しがるので、ゆっくり仰向けに。
少し楽になったと泣きながら言う。
励まし続ける・・・。
がんばれ!
ゆっくり呼吸しろ!
救急車はすぐそこだ!

手分けして二次事故防止と野次馬の追っ払いの処理、
15分たっても来ない救急車とポリスへの催促。
ルザイニの泣き声が、心もとないうめき声に変わる。
呼吸の間隔が短い。
声をかけ続ける。
がんばれ!
ゆっくり呼吸しろ!
救急車はすぐそこだ!
1時15分・・・・
呼吸停止。
目は開いている。
人工呼吸開始。
3人で後退しながら人工呼吸。
5分経過・・・
10分経過・・・
15分経過・・・
・・・・・・・・。
激しいスコール。
みんなのライダージャケットをルザイニの全身にかけてやる。
激しい雨。
東の空は青空。
ずぶ濡れのみんなの顔。
2時5分、
シンガポールからトライアンフの代理店が
ルザイニのバイクを搬送するために到着。
3時10分、
救急車到着。
ルザイニの死亡を確認して何もせず引き上げる。

3時30分、
ポリス到着。
彼の亡骸を黒い死体袋に入れジープに乗せ、
Kota Tinggiの病院へ。

5時20分
ルザイニの家族がシンガポールから到着。
彼のお姉さんからベストを尽くしてくれたとお礼の一言。
誰かが泣き崩れた。多分全員。
7時15分
解散。
マレーシアの救急車と警察の動きが悪いのは、
あまりにも有名。
2時間3時間待ちは当たり前。
日本だったら、シンガポールだったら
もしかしたら助かってたかも知れん。
彼らに八つ当たりはしたくない。
が・・・。
道路事情が悪いのは、アジアの国々では当たり前。
ダンプがぶちまけた砂が道路に溜まりっぱなしで
それを撤去しないのも当たり前。
そんなことに八つ当たりしてたら、ここには住めん。
が・・・。
なぜコーヒーショップで一言、
「ペースが速すぎる!」と
年長の自分が言い出さなかったか。
楽しさに浮かれてたか?
雰囲気を壊したくなかったか?
スキルが高いグループに若い血気盛んなヤツが
入れば、こうなる可能性が有ったはず。
見抜けない?
言い出せない?
止められない?
どこがベテランだ!
なにがストリートファイターだ!
なにがAmano Jackだ!
今日のお昼、ルザイニはムスリムの儀式に則り、
煙になって旅立ちました。
バイクで死ぬのはダメだ!
なぜならリスキーな趣味だから。
うまく言えないけど、リスキーな趣味を楽しんで
死ぬのは卑怯だ!
やっぱり上手く言えない。
自分はバイクを乗り続ける。
これを理由に降りたりはしません。
バイクで死んだ4人のダチが、それを理由にしたら
怒るような気がして。
乗り続けます。老いくたばるまで。
スピード違反はするかも知れん。
タクシーに蹴りを入れるかも知れん。
でもセフティマージンはちゃんと取る。
一日一回の安全運転も続ける。
絶対降りないぜ!
Bro.. I never forget yesterday's your a smile.
Pls sleep peacefully Bro..

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