
おばんでした!
まだ火曜日ですね・・・。
昨日、雇い主の会社の営業部長から電話が有り、
「Jackさん、明日はシャツにネクタイでお願いしますね。」
「ん?なんでしたっけ?」
「ミーティングですよ。施主との!」
あっ!今日の長いから、忙しい人、飛ばして!(笑)
今進行中のプロジェクトの、第1回目の打合せ。
朝、取引先の会社にバイクで行き、
そこからは、運転手付きのアウディ・・。
この会社、金持ってんなぁ~・・。
次回の契約更改は、強気でいこ!(笑)
んで、行きましたよ、慣れないネクタイ姿で!
場所は、シンガポールの金融街。
その中でも一番高いビルの42階!
真ん中ののっぽビル!

頭に来るほどセクシーな受付嬢に案内されて、会議室に。
うぉ~!
大きな長テーブルの向こう側には、
デベロッパーの各担当者10名!
みんな20代後半から30代前半。
それぞれのテーブルには、ラップトップパソコン。
着てるシャツも上等。
Amano Jackのトイメンに座ってたネェーちゃんなんか、
完璧にシャネルだぜ。
それに彼らの背中には、シンガポール港の雄大な眺め。
まるで映画のワンシーン!
一緒に行った連中は、雰囲気に呑まれて
自己紹介もシドロモドロ・・。(笑)
打合せが始まったけど、完全に向こうのペース。
「Mr.Low? メールで問い合わせておいた件の回答は?」
「こ、このレーポートです。ご説明しますか?」
「ハードコピーですか・・。PDFでいただけます?今この場でプロジェクトに写して見たいので。」
「い、いや・・PDFでは用意して無かったので・・。すみません・・。」
「しょうがないわね・・・。」
「それじゃ、Mr.Chan? メールで転送しておいた図面に関して説明して頂けます?」
「は、はい・・・。え~と・・・。」
みんなボロボロ!(笑)
んでもね、自分、もうこの時点でテンションアップ!
ムカムカ、イライラ・・!
別に若ゾーが対等に話してるから腹立ったんじゃない。
能力の有る若い人がガンガン出てくるのは、いいと思う。
でもなにが嫌いかって、この雰囲気もシックリ来ないけど、
何でもデジタル化・・。
テーブルの上には彼らのラップトップ以外何も無い。
図面や書類はプロジェクターに映し出されて赤いポインターで
説明される。
ふつう、建築物件の打合せなら、テーブルの上は図面やら
法規集やら三角定規や縮尺計などが散乱してる。
それをみんなで囲ってワイワイガヤガヤ!
それをこんなお上品で、頭に入るのかぁ~?って感じ!
んで、
やっちゃいました・・・。
「では、Mr.Jackさん?
M&E部門ですが・・・、・・・?
Jackさん?
聞こえます・・・・?
Jackさん?」
「ん?」
「このM&E部門の詳細について、せつ・・・」
「すみませぇ~ん!ちょっといいっすか?」
「はっ?何か?」
「この打合せでは、まだ双方の立場はフィフティ・フィフティですよね?」
「そうですが・・・それで?」
「んじゃ、ちょっと言います。まずアナタ!
人に話しかける時は、相手の顔を見て呼びかけませんか?
話を聞く時もそうです。
せめて、そのラップトップから目を離しませんか?
自分の国で、それやると殴り合いのケンカになりますよ。マジに。」
し~ん・・・・・・!
Amano Jack思わず日本語で独り言・・・、
「ちっ!言い過ぎたかぁ~!」
すると一番奥に座ってた、若ゾーが何と日本語で、
「いや、スミマセンでした。Jackさんの言う通りです。」
「フガァ?」
「それでは、続けましょう。みなさん、マナーを守りましょうね。」
一通り打合せが終わり、その彼が寄ってきた。
「先ほどはスミマセンでした。私、日本の早稲田大学に通ってました。
Jackさんはどちらの大学ですか?」
「高卒ですけど・・・。何か?」
「・・・・・・。わ、私、日本の文化大好きです。」
「そう、何が好きさ?仏閣寺院とか浮世絵?それとも芸者?」
「いや、コミックですね!日本のコミックの文化は最高ですよ!」
マンガかよぉ~!

「で、Jackさん?バイク乗るんですか?」
「ん?何で分かりました?」
「それ、ライダーシューズでしょ?友達も持ってるけど、左足にシフト用のレザー付いてるもん!」
「うっ!」
「ビジネススタイルにそのシューズって、Coolですね!」
「あ、あぁ~・・・。
い、今、ナマラ日本で流行ってる・・。」
ねぇ?
流行ってるよねぇ~?
コイツなかなかいいヤツでした!(笑)
子供産まれるっちゅーに、危なく仕事無くすとこだった・・・。
いつも押してくれて、ありがとう! サリマカセ!