はい、片山です。
スラムダンクのあのシーンを覚えているでしょうか。
夜の湘北高校体育館。
1on1でしのぎを削る、桜木と流川。
そして、この上越でも、
しのぎを削るライバルがいました。
夜の上教大体育館。
1on1でしのぎを削る、木内と御子柴。
(御子柴)
「そろそろ、どっちが上かはっきりさせとこうじゃねーか」
(木内)
「こい、スネオ」
(御子柴)
「いくぜっ!!!」
するどいカットインで切れ込む御子柴。
(御子柴)
「くらえっ!!!」
御子柴、そのまま強引にジャンプシュート。
ばしっ!!!!!
(御子柴)
「何ぃぃぃぃぃっ!?」
木内、絵に描いたようなブロック。
尋常ではない汗を流し、疲弊する御子柴
(御子柴)
「はぁはぁはぁ、親父にもぶたれたことないのに・・・」
端から檄を飛ばす片山
(片山)
「リングにも入れれないで、何が吉沢明歩だ」
攻守交替。
ボールを受け取り、ドリブルをつきながら木内は思う。
(木内)
(御子柴か・・・こいつ、本当に、バスケ経験者か?)
(御子柴)
「ぜぃぜぃ・・・木内、こいっ!!!」
木内、沢北ばりのカットイン。
(御子柴)
「なめんなっ!!!」
もう動かないはずのその足で、
必死に喰らいつく御子柴。
「木内だけには負けたくない」
そのプライドだけが、彼の肉体を支えていた。
(片山)
「・・・・!!!精神が肉体を凌駕し出したか・・・!?」
木内、華麗なドリブルでゴール下へ。
(御子柴)
「シシュゥゥゥゥゥゥっ!!!!!」
が、木内もまた、ひとつの断固たる決意があった。
(木内)
(沢北だけには絶対に負けない!!!)
御子柴ではなかった。
(御子柴)
「はうっ・・・・・!!!」
御子柴の体は、その陳腐なライバル心と共に吹っ飛ばされた。
木内、そのままお手本のようなジャンプシュート。
ザシュッ。
(片山)
「・・・・・沢北を上回る逸材が、ここにもいた・・・・・!!!」
勝負はあまりにもあっけない結末を迎えた。
(木内)
「え?おまえ、こんなもん?」
(御子柴)
「くっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」
(御子柴)
「俺は認めない!絶対に認めない!!!」
(片山)
「ホントお前は絵にならない男だな」
(安西先生)
「ほっほっほ、そんなことはないですよ」
(片山)
「あ、安西先生!!!」
(安西先生)
(澤田、見てるか・・・
お前を超える逸材がここにもいるのだ・・・
しかも、2人も・・・・・)
夜の体育館。
静かに幕を閉じた1on1。
っつーか、
ハンド部なんですからハンドで勝負して下さい。
わっしょいわっしょい。







