こんにちは。
こちらの続きです。
今でこそ、サレ妻やシタ夫
なんていう言葉もありますが
当時、12年ほど前は
今より【不倫】というものが
SNSやドラマなどの
ネタや題材になることも少なく、
不倫なんてされるのは
この世で私だけ…
くらいの感覚で
隕石が自宅に落ちてくる
レベルの不運が、
自分だけにやってきてしまった
と感じていました。
そんな非常事態に
無防備でパニック状態の私が
適切な対応ができるわけもなく…
とにかく
今すぐ、この場で
白黒つけたかった。
こんな悲しい現実を
一分一秒でも早く
終わらせて
すぐにでも平穏な日常に
戻りたかったのです。
(そんなの荒療治でしかないのに…)
「相手に幸せにするとか
言ってるけど、
私と息子を捨てて
本当に結婚するつもり?
職場にバレて
今の社会的な地位を捨ててまで
そうする覚悟があったの?
どうなの?!
私たち家族と不倫相手
どっちをとるの?
出世コースからはずれて
コンビニでバイトでも
しながら不倫相手と生活するのか
(もはやこれは私の妄想)
今すぐここで
不倫相手との関係を切って、
二度と会わないと約束して
これからも私たち家族と
生活するのか
答えて!!!」
肩を落として
ずっと下を向きながら
黙っていた夫が
やっと口にした答えは
こうでした。
「家族を裏切るようなこと
してごめんなさい…
これからもponoと
◯◯(息子)と一緒に
生活したいです。」