こんにちは。
統合失調症の世間からの見られ方って、一辺倒というか、パターン化している気がします。
だいたいが包丁を持って暴れまわる、大声でありえない妄想からくる暴言を吐く、等々…
もちろんそういう、辛い急性期にいる患者さんもいらっしゃると思うんですよ。
私は出産後、産後鬱からの今思えば長い長い陰性症状に悩まされ、毎日生きることで精一杯でした。
よその家庭が早くから子どもに習い事をさせ投資(?)しているなか、自分も子どもも死なないよう目の前のことに必死でとにかく生きるだけでした。
最近息子は、「僕が大人になったら働いてお母さんを楽させてあげる」と言います。
他愛もない子どもの言うことですが、優しい心が育ってくれていて、自分の育児は決して間違いではなかったと感じます。
特に育児に対して信念も何も無いんですけどね。
でもなんだか、そう言われて今までの苦労が少し報われた気がしました。
親が頼りなくても子どもは育ちます。
根底に愛情さえあれば、具体的には子どもの気持ちに寄り添うことができていれば、お世話は適当でも良い気もします。
詳細は控えますが、私自身はヤングケアラーだったんですね。
常に親の病状を気にする子どもでした。
息子も、私の顔色を伺う時があります。
そんな時は後で反省し、病気のせいで息子に辛い思いはさせたくないと自分に言い聞かせます。
本当に具合の悪い場合はそんなことすら考えられません。
息子の成長とともに、私もスモールステップでよくなっているのかなあ。
しんどいことも多いですが、これからもなんとかやっていきます。
読んでくださりありがとうございました。
では、失礼します。