その、白血病マウスの実験と、長年にわたる医師と病気との闘いの結果、現在の標準治療は、以下のようになっています。
急性骨髄性白血病の場合、白血病細胞(がん細胞)は、赤血球・血小板・白血球をつくる元の細胞(造血幹細胞)が、突然変異でがん化しているので、そいつを根絶やしにするために、殺がん作用のある化学物質(抗がん剤です)を点滴で身体に流し続けます。(一週間ずっと) 
そうすると、白血病細胞はほとんど死ぬのですが。。。。
おなじ特徴(じゃんじゃん分裂する性質)をもつ細胞たちも一緒に殺されちゃいます。かわいそうに。
じゃんじゃん分裂する細胞で代表的なのが、

・正常な造血幹細胞 (こいつがやられると、すべての血球が減る。輸血しないとタイヘンになる)
・毛母細胞 (こいつがやられるので、抗がん剤治療受けてる人は、老若男女みな はげ なのだ)
・消化管粘膜細胞 (人によって差があるが、嘔吐、下痢などになるのだ)

たちなんです;。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

3週間たって正常な造血幹細胞へのダメージが回復してくると、(すなわち、血球の数が元に戻ってくる) 1セット終了です。
これを、人にもよりますが、5,6セット繰り返します。1セット&休息 に 5~6週間かかるので、合計 最短で6ヶ月は必要なのです。
長いんだよ~~\(*`∧´)/