風邪の季節にふと思う
子供の頃風邪をひくと近所の町医者に行っていた
先生一人とその奥さん二人でやってる小さな病院である
当時から高齢であった為か自分には弟がいてるんですが
診察を受けるたび
兄ちゃんの方やったかなぁ~弟の方やったかなぁ~と毎回聞かれる
ええかげん覚えろやーと子供心にも思い
兄貴の方ですといっつも言い
今日はどうしたん
昨日から身体がだるくて頭は痛いし咳は出るし熱もあり食欲もないんですと
子供心にもありったけの風邪の症状を言うと
おもむろに体温計をブンブン振って渡される
測り終えた体温計を見るなり
あぁ~カゼやなぁ~と言われ
注射を打たれる
これが痛いのなんのって
筋肉注射いうてめっちゃ痛いねん
腕2~3日上がれへんねん
それがイヤやからお尻に打ってもらったりしてた
おしりも痛いけど(笑)
大人になった今はそれが多分トラウマで注射は絶対打たせへん
薬をもらう時は奥さんがニコニコしながら
今日はええよ~
と毎回タダやった
なんか知らんけど(笑)
たま~に他に患者さんがおる時
何百円か取られるとすごく損をした気になり
家帰って
オカン今日お金取られたでぇ~言うと
ほんまかいな次うち行った時言うとくわ~って
ほんまの話です
まぁ~古き良き昭和の話ですな