おはようございます♥

天然石セラピスト とと です💎✨





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天然石も宝石も
元々は  自然界にある鉱物を加工しているものなので
傷付きますし 割れます⚡


今回は このことについてのお話です💎












表面が傷付きやすいかどうかは「硬度」
ヒビが入ったり割れたりしやすいかどうかは「靭性」で表します






「硬度」









「硬度」は傷付きやすさを10段階で示すものです。


一番 傷付きにくいものは 10でダイヤモンド
数字が低くなっていくにつれて
傷つきやすくなります。


天然石や宝石の保証書や鑑定書では
「硬度」を示していることが多いです。



「硬度」は
正確には「モース硬度」といいます。

(なお現在では
工業で研磨する物質を追加して
修正モース硬度15段階 で示すこともありますが
普通は10段階で示します)


各硬度には標準鉱物があって その鉱物と比較しますが
身近なもので分かりやすく説明することもできます。


ですが
「硬度」はあくまでも
標準鉱物でこすって傷つくかどうかを基準
としますので
硬度が最高位10のダイヤモンドでも
ハンマーで簡単に割れますので
取り扱いには注意が必要です⚠



※これはルビーの指輪の保証書です※










「靭性」(じんせい)






「靭性」は
破壊に対する抵抗(粘り強さ)を示すもので
割れたり壊れたり欠けたりしやすいかどうかを示します。


衝撃試験での衝撃吸収エネルギーを図るものや
引っ張って図るもの
破壊力学パラメータを使ったりと
材質によって試験や実験が違ったりするようです。


天然石や宝石は
だいたいシャピー衝撃試験を用いるようです。





実際に「硬度」と「靭性」を比較すると


硬度10のダイヤモンドは  靭性は7

硬度9のルビー・サファイアは 靭性は8なので
ダイヤモンドより
ルビー・サファイアの方が割れにくいとなります。


翡翠においては
硬度は6か7ですが  靭性は8なので
ダイヤモンドよりや傷つきやすいですが
翡翠の方が割れにくい となります。


なお
水晶や
水晶類(ローズクォーツ・シトリン・アメジスト等)は
硬度も靭性も7なので
ダイヤモンドよりは傷つきやすいですが
割れにくさは一緒 ということになります。


エメラルドは
硬度7  靭性は5
傷に対してはまあまあですが
極端に割れやす欠けやすいので 注意が必要になります⚠









「硬度」や「靭性」で
傷つくかどうか 壊れやすいかどうかはある程度測れますが
プラチナや金の指輪が歪んだりすることもありますので
どんな天然石や宝石でも
衝撃には注意して 優しくしてあげてくださいね♥






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