勝手にリブログして すみません。
久しぶりに妊娠中のことを思い出して
すごく懐かしく
いろんなことを思い出します。
犬は育てたことあるし
障がい者高齢者の施設で介護していたから
身の回りの世話の想像はできるけど
赤ちゃんって分からない。
基本的に 私一人で 様子を見て判断していくしかないけれど
「赤ちゃん」っていっても個人個人で違うだろうし
どうしよう。
なので
妊娠中からずっと
「お母さんは分からないからね
教えてね
どうしたらいいか お母さんに分かるように教えてね」
と何度も 赤ちゃんに言っていた。
体調も悪かったので
「お母さんに くっついてるんだよ
しがみついてるんだよ」
とも 何度も言っていた。
懐かしい。
今思えば
この子は絶対に生まれると 肌で感じていたなあ。
不思議。
一度目は
「あ 無理かも」
と 感じていたら
やっぱりダメだったなあ。
仕方ないけど。
女の子かなあと漠然と思っていたら
男の子の夢を見た。
エコーで男の子だろうとなった後も
微妙な気持ちでいたら
その後二回くらい 男の子の夢を見た。
それで
そうか 男の子か わかったよ
と覚悟ができた。
でも
青色の服が寒そうに見えて買えなくて
白や黄色の服を買っていたら
青い服を着た男の子の赤ちゃんの夢を
何回か見た。
はい
分かりました
青色の服買います
と観念して 青い色の服を買ったら
夢は見なくなった。
赤ちゃんって
本当に教えてくれるんだな
聞いてるんだなって思って
すごく心強かった。
よし
頼ろう
と腹を決めて
「ありがとうね
お母さん 分からないから
もう君が教えるしかないよ
お母さん 頑張るけど 分からないことの方が多いからね
頼むよ
一緒に生きていこう」
そんなふうに
ずっと赤ちゃんの生命力に頼っていた妊婦期間だった。
出産後
３時間後には 部屋に案内され
赤ちゃんを連れてこられ
抱っこの仕方と 授乳の仕方を軽く教えられて
「３時間ごとに授乳してね」
と助産師さんは詰所に帰っていく。
え
ほんのさっきまで妊婦だったのに
急にお母さんって言われても。
授乳３時間ごとって
いつから いつまで３時間って捉えるのか分からない。
病院では授乳室まで赤ちゃんのカートを押して歩いていき
授乳前にオムツを替えて 体重を計り記入し 授乳
授乳は片乳房5分ずつ咥えさせ 終わったら 体重計って記入
オムツ確認して 出ていたら 交換
終わったら 授乳室から部屋まで赤ちゃんのカートを押して帰る
↑この一連の流れの
「片乳房ずつ咥えさせる」とこから
次の「片乳房ずつ咥えさせる」までが３時間ごとということ。
出産前日の夜
１時間しか眠れないのを5回繰り返した後
夕方から陣痛
夜通し 子宮口8センチで いきみ逃し
翌日朝から陣痛促進剤 昼過ぎに出産
の後
二時間分娩室で体調の変化がないことを確認後
部屋に戻って 少ししたら
赤ちゃんを部屋に連れてこられ...
から急に始まる育児。
↑この流れを全く知らなかったので
言われるがまましてみたけど
最初は
「３時間ごと」が
どこからどこまでを３時間とするのかも 分からない。
それくらい 赤ちゃんのことは
何にも 知らなかった。
その後
赤ちゃんの体温を計りにきた助産師さんが
体温が少し低いということで
「一晩 詰所で預かって様子見ますね」
と赤ちゃんを連れていった。
「お母さんも今夜はゆっくり休んで」
と言われたけれど
出産ハイのせいか 全く眠れない。
ブルーライトがよくないらしいと聞いていたので
スマホも あんまり見れない。
一晩中
誰かの赤ちゃんが泣いていて
がらがらとカートが動く音がする。
赤ちゃんとお母さんが行ったり来たりしているんだろうな
かわいいなあ
...
どうして 私の赤ちゃんはいないんだろう
赤ちゃん いない
早く赤ちゃんを返して
という気持ちになってしまい
夜ずっと 赤ちゃんが恋しくて泣いていた。
関係ないのに
出産時 時間かかったからかなとか
関係ないのに
私がちゃんとしてないからかなとか
そんなことを思ったりしていた。
妊娠中
出産時
出産後
本当にいろんなことがありました。
助産師さんに言われた一言で泣き叫んで怒ったこともあったし
助産師さんを恨んだこともありました。
息子は もうすぐ4歳になりますが
今でも 子供のことは
なんだか よく分かりません。
出産後４年近く経って分かったことは
妊娠中 産前 産後
完全復帰には３年かかってもおかしくないということでした。
41歳で生んで高齢出産だったので
影響があったのか
妊婦糖尿病に引っ掛かり
いまだに 数値が高止まりしているし
妊娠中も
一番軽い仕事をさせてもらっていたのに
バタバタ倒れて
妊娠後期はずっと診断書書いてもらって休んでいたし
体力つけようと歩けば
５分で座り込んで 動けなくなるし
ごはん食べてたら
動悸息切れがひどくて 倒れて救急車呼ぶし。
出産後に里帰りして
母と育児方法でケンカして
１ヶ月検診についてきた母が助産師さんに私の愚痴を憎らしく話していたこともあったし。
本当にいろんなことがありました。
私は私で
妊娠 出産 産褥期と過ごしていて
ホルモンバランスも崩れ
精神状態も変わり
生活も体調も一変したのに
私自身が 全く ついていけてませんでした。
出産後
２年くらいで引っ越して
子供を保育園に預けたら
１０ヶ所以上蚊にくわれ 夜中に泣き叫び眠れなかったので
保育園に連絡帳でクレームしたら
保育士全員と
他の保護者 他の保育園児がいるところで
園長先生に説得された上に
「お母さんが息子くんの発育を妨げてる」
と言われました。
息子は
言葉の発達が遅くたぶん2歳児より話せないし
行動に移せません。
けれど
妊娠中 出産時
「健康であればいい その他は何も望まない」
と強烈に思ったことを
今でも思い出します。
それを園長先生に言ったら
「それはお母さんが思ってることでいいですけど
息子くんは遅れていることで悲しい思いをするかもしれない
かわいそうじゃないですか」
と言われたこともありました。
気になることや
心配もたくさんありますし
たくさん望んでいないと言えば嘘になります。
卵アレルギーだし。
話せないし。
すぐできないし。
すぐ怒るし。
↑
それが子供ですけど。
でも
挨拶するし
しすぎて スーパーですれ違う人にも挨拶して
レジに並べば
前に並んでる 知らないおじちゃんと仲良くなって 手繋いでるし。
↑
フレンドリーすぎ。
この間 店舗の前で座り込んでタバコ吸ってる若者に手を振りながら「こんにちは～」って笑顔で言ってた。
妊娠中も出産しても
４年近く育児をしていても
ずっと
そのとき そのときを
息子と一緒に歩むことしかできなかったです。
受け入れられないことも
今でも 当たり前のようにあるし。
支離滅裂ですが
たくさん書いてみると
スッキリしますね。
久しぶりに いろいろ書いたら
懐かしいやら
悲しいやら
悔しいやら
幸せやら。
楽しかったです。
読んでいただいた方 ありがとうございました。
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