今回のセッションで もう一つ 依頼者につたえることがあった。






依:「なんですか」




私:「思い出してください。

一度 セッション中に電話がかかってきました。
あのことです。」


依:「あの電話。
今回の話とは関係のない電話です。」


私:「内容は どのようなことでもいいんですが あのタイミングで電話がかかってきたということが重要なんです。」














私:「あの電話の前 どのような話をしていて どのような気持ちだったか覚えていますか。」



依:「う~ん…」



私:「あのとき 私が方向転換しようとしたけれど
それを振り切るように

保育園へ電話して言われたことや ダメなお母さんと思ってるなど

気分の悪くなる方向へ考えていった。

その証拠に どんどん鬱々とした暗い気持ちで エネルギーがない状態になっていったの分かりますか。」




依:「暗い気持ち  うん。」



私:「私も一緒です。
もう気分が沈んで変な感じがしてました。

これはなんだと思いますか。」



依:「根っこの部分を見たくない 真実を知りたくない。」



私:「違います。

思考で考えちゃダメです。

気持ちや気分で エネルギーがない状態 これはこの方向は」



依:「こっちの方向じゃないってこと。」





私:「そうです。

あなたは この方向へ考えたくないんですよ 本当は。

なので ここで電話がかかってきました。」



依:「えっ」



私:「これは何だと思いますか。」



依:「一呼吸しろ。

考え方を変えろ  見てる方向が違うよ。」



私:「そうです  もう止めなさいっていうことです。

もっと言うと 何だと思いますか。」



依:「もっと言うと… 分からない。」













依:「え…  なんだろう  なにかな…」



私:「もう止めなさい。

自分責め方向を見るのは止めなさい。

十分傷ついてるし分かっている もう止めよう。


そういう 本心の本音が引き寄せた現実ですよ。」



私:「あなた自身が願って引き寄せた  あなたへの愛ですよ。」

















依:「どこまでも 愛されているんだ…」







そう言って また依頼者は泣き崩れました。














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