ここで 依頼者に電話がかかってきて セッションは一時中断。
私は 違和感と暗い鬱々とした感じが気持ち悪くて どうにか方向転換できないか探る。
でも 本人が それでいいならいい。
だけど 本当に それを望んでいるのなら セッションには来ない。
依:「ごめんね 電話してて」
私:「大丈夫
いいタイミングなので 今の話の流れで何が起きていたのか振り返りましょう」
私:「あなたはずっと 子供との関係の事実に引っ張られて いつものように自分を責めるスパイラルに入っていった
現に 私が打破しようとして
でもね 違う視点からも見れる と言って 探っているとき
視点を変える提案を すっとばして 責める方向へ加速した
このときの自分の気持ち 分かりますか」
依:「まだまだ他人を意識してるなあ まだまだだなあ」
私:「それは考えていることなので 感覚や気分・気持ちのことを思い出して」
依:「感情かあ… 冷たい目で自分を見てる感じ」
私:「話していて どんどんそういう感じになっていったの 分かりますか」
依:「言われて気付いた…」
私:「暗い気持ちというか 鬱々としたって感じとか」
依:「うんうん 暗かった」
私:「そう それです この方向へ考えが進んでいくのが 嫌だというサインです
ちゃんと あなたの感覚は 気持ちは気付いています」
私:「それで もう少し思い出してほしいのが
今日は 仕事が入ってるから 一緒にいられない
休みグセがついたら困る
ばあちゃんに めんどうを頼まないといけない
じいちゃんに また保育園休んだのかと言われる
って あなたが思ってるってことだと 私に指摘されたとき
少しでも腹が立ちませんでしたか
正直に言ってください」
依:「子供は自分の所有物じゃないって分かってるのに
自分の都合のいいように子供をさせようとしてたのを指摘されて
図星だった
だから 腹が立ったと思う」
私:「そこです
腹が立った状態というのは 怒っている
怒るのはエネルギーがいることです
瞬時に沸き上がる その怒り エネルギーがあるの分かりますか」
依:「ああ…」
私:「瞬時に沸き上がる すごく反応のいいエネルギー この怒りにエネルギーがあること分かりますか」
依:「うん 分かる」
私:「エネルギーがある状態は いい状態です 怒ってはいますが エネルギーがあるので 気分は熱いというか明るい感じがしませんか」
依:「分かる」
私:「なので この方向へ思考する方が良かったということです
さっきの暗くて鬱々とした感じを思い出して
その感じ エネルギーがある状態ですか」
依:「ないっ すごい分かる
すごい
自分のこと分かろうするの 楽しい」
エネルギーでの解説をしたところ 分かったようです。
そのときの状態や 心の動きを理解できただけでも 少しは癒されます。
転換ができました。
ご利用ありがとうございました。