ここ数日 息子を見ていて あれ…と思うことが続いた。

それは TVをみているとき 主に「おかあさんといっしょ」のエンディング。

おにいさん おねえさんが「バイバイ」と手を振るとき。

息子が  うーうー あーあー言いながら 手を動かしている…気がしていた。











ちなみに 私も夫も「バイバイ」を教えたことは一度もない。

大人たちが「バイバイ」と息子にしてくれても させたこともない。

特に息子にさせようと思ってなかったから。











今日 夕方「にほんごであそぼ」を見ていて こにたんが歌いながら指差しをしたら 息子が うーうーあーあー言いながら 明らかに同じタイミングで指差しをした。

これは 真似している。

やっぱり 最近 感じてたことは 本当だった。

ピンときて 生まれて初めて 試しに息子に「バイバイ」と言って 手を振ってみると。

なんと 腕を上下に ぶんぶんと動かした。







 



え。

マジで…

たぶん 「バイバイ」の意味も分かってない。

手を振るんだけど それも分かってなくて 腕全体を振っている。

5回くらい試してみたけど やっぱり 腕を振る。

最終的には両腕を上下にぶんぶんと振っていたけど。

すごい。

一度も教えたことも させたこともないのに 自分で真似してできるようになってしまった。

子供のポテンシャル 無限大。












つまりは そういうことなんだと思った。

自分に必要なものは 自分で選んで身につけていくということ。

本当の本能で選んだことに 間違いはないということ。






例えば この間 母に息子を預けたとき 迎えに行ったら こう言われた。

「あんた ジュースぐらい自分で持って飲めるようにさせないかんよ」

私は ちょっとはさせてみるけど 「させないかん」ほど教えないことにしている。

同じ身につけることでも 「させてできるようになる」のと「自分でやろうとしてできるようになる」のとでは 本人にとって全く意味が違うだろうと思うから。

自分で決めて 自分で獲得したことを身につけるということをしていってほしいので。

私は ずっと「させられて」獲得していった。

もちろん それは困らないようにとの親の愛だけれど それも否定はしないけれど。

 本人が自ら学んでいくことを 小さいうちから身につけてほしい気持ちが 私にはあるので。

だから 本当にうれしかった。

息子が自ら学んだことに感動した。














親が与えられるものって 本当には ほとんどないんだなと思った。

「親の愛」とか「親の」とつくものしかないんだなと。

箸の持ち方や排泄の仕方。

礼儀作法や言葉遣い。

そういうものは誰からでも学べる。

逆に「親の」とつくものは 親しか与えられない。

最近 特に私にくっついて離れない息子にとって「母の抱っこ」は私にしか与えられない。













私からしかもらえないものを 必死に息子は求める。

それに応えるだけでいいんだ。

また改めて そう思った。




自分で自分の思うように育っていくんだよ。

君の可能性は無限大。

私は ずっと信じてる。