この間 義姉に会ったときに 兄の愚痴を聞いた。

兄が息子を責めるそうだ。

えっと 私から見ると 兄が甥をってなるか。

甥の何が気に入らないかと言うと 甥は二十歳になるのだが 何の苦労もせずに大学に行って 遊びほうけている と。

俺がお前の歳のころは 勉強もちゃんとしていたし 家にお金も入れていたし 貯金もしていた と。
(ウチは貧乏だったからね)

それに比べて お前は 俺の言うことも聞かず遊んでばっかりで 俺のことをバカにしているのか と。

それで 甥を追いかけ回し 殴り合いのケンカになってしまうらしい。

誰のお陰だと思ってるんだって。



お兄ちゃん…  若い頃  特に実家にいるときは そういうの分からないと思うよ。

私も全く分からなかった。

社会に出て 実家から出て 結婚して 子供ができて やっと親の有り難さが分かるんだ。

それに そういう苦労を お兄ちゃんがしてきたから 子供には苦労をさせまいと思って育ててきたんでしょう。

望んだように 苦労知らずに育ったじゃない。

望んだように育ったのに 甥から見たら そりゃないでしょうってなるよね。

先のことを考えて心配して言うんだと思うんだけど 本気なら身一つで家から出せばいいんだよ。

それをせずに 家から通える大学に行けって 行かせてるのに そりゃないでしょう。

って 思って 義姉の話を聞きながら大爆笑してしまった。



うちの息子は どんなふうに育つだろう。

健康で素直な子供がいいと思っているので そのように育ってほしい。

きっと そのように育つのだろう。

無理に将来を悲観的せずに たった今を一生懸命生きるように育てていきたい。