どうも、プロフィールにもあります通り、今年東京大学理科I類の合格を目指す地方浪人生のホッティと申すものです。私は現役のときは実は東大ではなく、京都大学理学部を受験して敗北を喫しました。正直、京大1日目の数学が今年易化していたにもかかわらず、三完弱しかできず、もうその時点で自分が不合格であることはある程度察してはいました。それと同時に自分ってこんなに基礎がぐらついたままよく京大を志望していたなあと思いました。合格発表のときもある種の悟りの境地に達していて、頭の中でもう何も考えられなくなってしまうほど、(不)合格発表まで生きた心地なんてしませんでした。結果なんてわかっていたものの、何故か目から涙が流れていて、その時になってようやく自分が落ちたんだと自覚し、それと同時にやり場のない悔しさに苛まれて、今振り返っても本当にその時の感情が生々しく自分の中に刻まれています。その後高校の担任の先生と今後のことについてあれこれ話して、私が一年間浪人することを伝え、志望校を東大にすることも伝えました。先生はなぜ私が東大にするか尋ねました。私は浪人するからにはもうワンランク上の大学を目指したいというザ・若気の至りの考えを持ってましたが、そんな理由で志望校を変更するなんてどうかしていると思い、私は別の答えを取り繕い話しましたがそれに上手く答えることができず、しどろもどろな答えしか返答できませんでした。すると先生はわたしの心境を見透かしたかのように、「それが(本名)の本当の理由?別に理由を変にこねくり回さなくていいからさ、最高学府に挑戦したいんだったらそういえばいいじゃん。(本名)が好きな人のことが何で好きなのかに理由をいちいち考えないのと同じで、これなんだ!って思ったものが自分にとってベストなんだからさ…」と言われました。自分はこの期に及んでまだ取り繕おうとしていることに恥ずかしさを覚えたのと同時に、そうなんだ、とハッとさせられました。そして絶対に、今年合格するんだと。その後先生に駿台予備学校で浪人することを伝え、そこから私の浪人生活がスタートしたというわけです。前置きが死ぬほど長くなってしまい申し訳ありません。しかしこれ無しにこれからのことを語る(一方的に)ことはできないので、お付き合いいただいた次第です。さて、次回は私が駿台予備学校に通いはじめた4月頃について書いていきたいと思います。