※深夜ですが昨日1日日曜日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「🔵🌟欧州訪問 8/29~9/10 志位議長ベルリン到着 社会主義者追悼記念公園を訪問 『死者はわれわれに警告する』と刻まれた追悼碑の前で握手を交わす志位氏とコービン氏=30日、ベルリン」

 「🔵🌟欧州訪問 8/29~9/10 志位議長、ドイツ外務省のアジア太平洋総局長と会談 志位議長、夕食会に出席」

 「イージス・システム搭載艦 2隻で9000億円に迫る 野放図な経費膨脹止まらず」

 「南海トラフ地震 津波避難 構える自治体 和歌山・串本町 タワー建設・高台移転・訓練・・・ きょう『防災の日』 『高齢者・障害者らへの支援 最大の課題』」

 「Xサービス停止命令 ブラジル最高裁 偽情報への対応拒否で」

 「ポリオ接種 課題山積 UNRWA幹部」

 「■イラクでIS戦闘員殺害」 

 「全日本大学女子野球選手権 思いあふれる大舞台」

 「大谷 史上初43HRー43盗塁 大リーグ」

 「ジョコ波乱 3回戦敗退 全米テニス」

 「▬背表紙▬ 『インドの台所』・・・・・・金属製食器が多いわけ」

 「九州横断 関東に豪雨 台風10号 広範囲の水蒸気刺激」

 ※8月31日土曜日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「自衛官中途退職 過去30年 最多6258人 23年度 採用は計画のわずか3割」

 「”女性移住婚支援”SNS批判殺到 自見担当相が撤回 自民政治の底の浅さ露呈」

 「JR埼京線を安全に ホームドア設置■無人改札解消 東京と埼玉の議員・候補ら要請」

 「激化するクルド人差別 『何をされるか分からない』恐怖 日弁連が緊急集会 埼玉県川口市と蕨市」

 「パレスチナ・西岸 空爆・殺害・家屋破壊・・・ イスラエルの暴力激化 昨年10月から628人殺害 ヨルダン川西岸地区」

 「”共和党から閣僚起用も” ハリス氏初インタビュー 2024 米大統領選」

 「■ウクライナ軍のF16墜落」

 「大坂 2回戦敗退 全米テニス 応援に感謝」 

 「本紙に日本棋院『特別感謝表彰』」

 「上野パンダ中国返還へ リーリー・シンシン」

 「136ダム事前放流 台風10号」

 ◎ネット上でも話題になってましたが関東大震災での朝鮮人虐殺について小池百合子都知事はやはり追悼文を送らなかったようです。これは小池都知事は関東大震災で朝鮮人虐殺の事実を疑っているようですが、史実からそういうことはないです。朝鮮人虐殺は厳然たる事実です。

 これも小池都知事ほどの人物なら朝鮮人虐殺は実は内心では認めていて、でも日本では在日韓国・朝鮮人への差別は根強いのでそれに乗っかって人気を得ようということでは(支持を得るというよりも都知事選は終わったばかりなので日本新党から始まった小池都知事の与野党を渡り歩いて来た経歴から常に人気を気にする性格なのでは)。

 こういう関東大震災での朝鮮人虐殺についてはいろいろ説があるという歴史修正主義はヨーロッパではとっくに決着が付いていてその最たるナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺「ホロコースト」はなかった、という「ホロコースト」否定論は1970、80年代の議論で退けられています。言論・表現の自由があってどの説・意見も平等に扱うことは返って言論・表現の自由を危うくするものです。そもそも関東大震災での朝鮮人虐殺に諸説あるから真偽は分からない、では日本人も地震と火災で大勢亡くなった状況は全部分かったわけではないです。昨年の100周年で関東大震災でも避難所が開設されそこではプライバシーを確保するため外された障子が各避難家庭を仕切るパーテーション替わりに使われた写真が見付かりネット記事で紹介されました。これも小池都知事は否定するのでしょうか。

 それでも関東大震災での虐殺は朝鮮半島から来た人々に対してじゃないか、と言う人がいるかも知れないですが?小池都知事のように外国人を差別する人はやがて自国民をも差別するのは必至では。日本人への虐殺とも言える広島・長崎への原爆投下も実はそれで捕虜となっていたアメリカ人兵士も犠牲になっていますが、戦後は日本人被爆者同士が原爆症の軽重で差別が起きています。自国民が自国民を差別することは往々にして見られます。

 前から書いているコロナウイルス感染拡大での反ワクチンノーマスク派の男性(私と面識がある)もこの人も同様に歴史修正主義者ですが原爆投下での陰謀論の原爆の地上起爆説を主張していました。差別をする者の対象に区別はないのでは。

 小池都知事の関東大震災での朝鮮人虐殺への追悼文不送付に喝采を送っている人もいるかも知れませんが、その刃が本当に自分に向けられないと言えるのでしょうか。そういう人にはまだ小池都知事が善人に見えるのかも知れませんが、ヨーロッパの格言で「地獄への道は善意で舗装されている」というのがありますが。

 9月の初めに重い話でした。ではまた。おやすみなさい。