本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「国民議会選挙 仏左派連合 第1党 極右内閣誕生を阻止」

 「日本共産党創立102周年記念講演会 田村委員長の講演 演題決まる いま日本を変える歴史的チャンス ー暮らし・平和・人権、そして未来社会」

 「民主主義の力示した都知事選都議補選は自民政治への怒り 小池書記局長が会見 蓮舫氏が19% 大奮闘 都知事選」

 「自衛官採用 過去最低に 計画の51%」

 「『子どもの少ない人は反省しろ』 自民元総務会長の笹川氏暴言」

 「6行中4行が償還元本割れ 外貨預金」

 「極右通さぬ民衆団結 仏総選挙 決選投票 新人民戦線勝利に歓声 共闘支えた草の根運動 ”最悪の事態回避” 欧州各国の反応」

 「NATOノー平和にイエス 米国内外平和団体が抗議 ホワイトハウス前」

 「日本の中国全面侵略の始まり 盧溝橋事件87年 北京で式典 ☞盧溝橋事件」

 「西園寺さんは家事をしない(新番組) 松本若菜」

 「大谷20盗塁 大リーグ」

 「代表に渡辺雄・八村ら パリ五輪 バスケットボール男子」 

 「神戸・高校圧死事件34年『慰霊のつどい』」

 「兵庫県知事告発文書 作成の元局長が死亡」

 「西日本豪雨6年 追悼式 被害忘れぬ集い今後も 岡山・倉敷市 検証と再発防止誓う 愛媛・西予市」 

 「◀徹底追及統一協会 安倍元首相銃撃2年 被害者は 宗教虐待の実態伝えたい 人生奪う高額献金 現在も」

 「藤井が先勝 将棋王位戦」

 「石丸伸二氏 敗訴確定 最高裁 市長選ポスター代不払い」

 「浜畑 賢吉さん」

 「断熱のすすめ↲🏠 ➁ 高橋真樹 窓の『遮熱』と『断熱』」

 ◎安倍元首相銃撃事件から2年が過ぎました。改めて安倍さんにはお悔やみを申し上げます。

 しかし銃撃事件での銃声が日本の政治を変えました。銃撃した被告人の家庭が高額献金で家庭崩壊でそれを怨んだので統一教会と関係のあった安倍元首相を襲ったという衝撃的な結果に世間は驚きましたが、それによって何か憑き物が落ちたように統一教会の影響下にあった自民党が批判されさらにはここ半年は政治資金パーティーでの裏金問題が暴かれ支持率は未曽有の低下です。また異次元緩和で円安誘導で輸出企業の利益を狙ったとも言える「アベノミクス」も見直しで日銀や金融機関も金利引き上げで物価高を是正しようとしています。これも正直安倍元首相が存命ならあり得なかったのでは。

 岸田首相も安倍元首相が死去で渡りに船で自派閥も安倍派も裏金問題で解消で参院広島選挙区で岸田派が安倍派に対立候補を立てられ敗北した恨みを晴らすかのようです。これは河井議員夫妻による現金買収の選挙違反事件に発展しましたが。

 岸田首相も安倍派一掃で統一教会問題も裏金問題も日本共産党が追及していたもので銃撃により「アベノミクス」見直しで円安是正で選挙による民意や政権交替によってではないのが何とも皮肉です。それでも岸田内閣は異常な支持率低下でさらなる皮肉ですが。

 この安倍元首相銃撃というテロによって(動機は統一教会への怨みという個人的ではあるが)政治が変わるというのをどう考えればいいのかは何とも難しいですが、前にも書きましたがイギリスの北アイルランド(アイルランド島はアイルランド共和国と北アイルランドのイギリスに分かれている)では少数派のカトリック教徒が差別されプロテスタント側と長年血で血を洗うテロ行為で抗争を繰り広げて来ました。その抗争が終わったのがやっと1998年の「ベルファスト合意」でです。それから四半世紀経ってカトリック側とプロテスタント側のテロ組織を基にする政党は政治に参加して選挙で議席を得ています。もしテロ行為を全否定ならそういう北アイルランドの政党は正に正当性がないことになります。しかもその政党はプロテスタント側は未だに北アイルランドのイギリス残留を望みカトリック側はカトリック教徒が多数派のアイルランド共和国との統合を望んでいます。北アイルランド紛争再燃の可能性もあり得ます。

 それでも安倍元首相銃撃事件もテロ行為としてもこれから我々はそれを教訓に政治(家)への不満が暴力に及ばないように民主主義を強化するしかないでしょう。単に政治家への警備・セキュリティー強化では暴力に暴力を以て対抗することでは。政治家への警備強化が表裏一体としてテロ行為を肯定することにもなりかねないです。テロ警戒が厳重なアメリカやヨーロッパでもしばしば宗教系のテロが起きています(まだ日本ではオウム真理教による地下鉄サリン事件以外そこまで至っていない)。やはり民主主義では国民の声をよく聞くに優るものはないようです。

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 ではまた。ごきげんよう。