遅くなりましたが本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「政治変える展望は共産党躍進に 街頭で つどいで 訴え 各地 神戸・大阪 田村委員長 横浜 志位議長」

 「『消滅可能性自治体』 若者男性が半減 726市町村 『若い女性減少』は一面的 原因は若者流出、結婚・出産の困難」

 「『うまずして女性か』暴言上川外相、資質問われる 発言は撤回」

 「世界の街角⚪アラカルト ⚫英国 肌で感じる『いよいよ政権交代』 選挙前、郵便受けに毎日のようにチラシが入っていました。読み応えがあるので必ず目を通しています」

 「中南米の学生抗議 大学動かす イスラエルと断絶広がる ガザ攻撃も非難 欧州でも関係見直し拡大」

 「前国防相 政権離脱示唆 ガザ統治めぐり亀裂」

 「活動家死亡 内外から批判 タイ 不敬罪で25人拘束 司法改革求めハンスト」

 「中国農業農村相を規律違反で調査中 異例の現職閣僚摘発」

 「国家主席にラム公安相 越共産党が決定」

 「■トランプ氏『銃規制撤廃』」

 「北口 逆転Ⅴ 女子やり投げ GGP陸上 ハイライト 声援力にパリへ照準」

 「犯罪被害 生活保障を 清水氏あいさつ『求める会』総会」

 「定期リポート ウクライナ侵略 難民の現場歩く ルポライター 丸山美和さん 多くの子が父を亡くして」

 「学費値上げ東大生抗議 ”退学増やすな”連帯の輪 無償化へ🏫半額早く」

 「維新、駆け込みパーティー 来月の自主規制前 代表講演」

 「■女性刺殺容疑で逮捕」

 「会いたくて 作家・クリエーター いとうせいこうさん 被災地に通い続け語りに耳を傾ける」

 「映画 『ミッシング』 (日本) 娘を探す母に社会は・・・」

 ◎ご承知とは思いますがイランのライシ大統領がヘリコプター事故で死亡が確認されたようです。これも先日のスロバキアのフィツォ首相が銃撃された時も動画サイトでイギリス「SKYNEWS」を視ていてほぼリアルタイムでフィツォ氏がドクターヘリで搬送される様子も伝えられましたが、今回もそうでした。

 まず「SKYNEWS」で速報で伝えられた時は簡単に大統領が搭乗のヘリコプターがハードランディングとのことで着陸予定の場所で何かトラブルがあったぐらいに考えていましたが、安否は不明でアゼルバイジャン国境近くの事故現場は悪天候だとのことで確かに現場に行く途中には多数の救急車など緊急車両が集結していますが霧に覆われています。山中での事故のようでこれでは二次災害を恐れて空から同じヘリコプターでの捜索もままならないようです。それで現場に行く途中に多数の救急車などが集まってそこからレスキュー隊が歩いて事故現場を目指すようで、それでも現地は夜で捜索は難航しているようです。レスキュー隊員はスマートフォンで位置を確認しているようでしたが。

 結局のところ明るくなったこともあって空からの捜索での映像では山中で大きく損壊でバラバラになったヘリコプターの機体が発見でこれでは乗員は助からないでしょう。ヘリコプターで小さい機体ですが周囲は火災が発生したのか焦げ荒れてまるで1985年の日航ジャンボ機墜落事故を思い出します。それでもまだ地面にはレスキュー隊などは降り立っていないようで、どうやってライシ大統領の死亡を確認したのか。事故発生当初はまだ乗員との連絡はあったとも言われ、これはヘリコプターの位置情報や乗員の携帯電話の電波を拾っただけだったのかも知れません。

 それにしてもライシ大統領がヘリコプターに搭乗はどうもアゼルバイジャン付近でのダム工事を視察に行ったようで映像では特段不自然でもなく関係者とあいさつも交わしています。そしてライシ大統領が搭乗と見られる墜落したヘリコプターが最後に飛び立つ画像もあります。

 イランと言えば1979年のイラン・イスラム革命で親アメリカのパーレビ国王の支配を倒して、しかしその後は返って市民の権利を抑圧する神権政治の方向に行きました。自由な恋愛ができないや女性へのスカーフ着用の強制もです。また1989年の作家でイスラム教に批判的なサルマン・ラシュディ氏の「悪魔の詩」の出版で最高指導者のホメイニ師はラシュディ氏へ一方的に死刑を宣告しました。これによってラシュディ氏が住むイギリスはイランとの国交断絶に踏み切ります。

 それから「イライラする」とも言われた1980年からのイラン・イラク戦争で国力は疲弊します。これも湾岸戦争以前はまだ親アメリカでアラブ系でイスラム教スンニー派のフセイン大統領の政権であったイラクとの違いもあったようです。

 そういう事件がまだ尾を引いていてイランもここ1年ほどはスカーフ着用を拒否する女性や政教分離や経済難の解消や自由を求める抗議デモで最高指導者のハメネイ師やライシ大統領の独裁への批判が高まっていました。

 そしてウクライナ侵攻ではイランもロシアに武器を供給しているのでは、またイスラエルのガザ攻撃では武装勢力ハマスに協力しているのではとも言われています。中東の大国イランへの関心が高まってもいました(人口も約8000万)。

 それがあっけなくライシ大統領と外相が今回のヘリコプター事故で死亡で国際政治とは分からないものです。しかしこれでイランが協力していたロシアや武装勢力ハマスがどうなるとかはないのでは。それでもまたイラン大統領選挙で最高指導者のハメネイ師がどうするか、イラン国内の改革派(民主派)勢力がどう動くかで西側諸国との関係が変わる可能性はあります。しかしハメネイ師やイスラム保守派の独裁体制は強固で改革派の大統領が当選するのは容易ではないでしょう。そもそも改革派の候補者は事前審査で落とされて大統領選挙にまず立候補できないです。ただ今回のヘリコプター事故が親イスラエル勢力のテロや陰謀だったとしてイラン国内が混乱で西側諸国に有利になることはあるのかも。このままイランの神権政治を放っといてもシーア派大国で中東での影響力は維持されロシアと協力するわ核開発はするわで西側諸国にいいことはないので。ライシ大統領が搭乗のヘリコプターが飛び立つ様子も大国の指導者が乗っているとは思えませんでしたが。どこでも飛んでいるヘリコプターで警備も厳重には見えませんでしたが。アゼルバイジャン国境近くの山中に向かったにしては軽装備では。ライシ大統領が搭乗のヘリコプター内部の映像も豪華でも何でもないようでしたが。

 やはりイランを中心とした中東情勢は読めないです。それでもイスラエルのガザ侵攻への世界的な非難は止められないでしょう。それがイランの大統領選挙や国内情勢へどう影響するのか。それはイランと不俱戴天の仇であるイスラエルにも分からないでしょう。まさに神アラーかヤハウェのみぞ知るでしょうか(アラーとヤハウェは名称が違うだけで同じ神様であるが)。

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 ではまた。ごきげんよう。