遅くなりましたが本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「能登半島1.1地震 復興遅々 行政無策 漆器仮設工房『公費支援ぜひ』焼失朝市『この現状を国会で』 小池書記局長に被災者切々 輪島・珠洲」

 「🟦資本主義の現在と未来 『株主至上』はどこから 日本の金融化 ① 日本共産党元衆院議員 佐々木憲昭さんに聞く」

 「髪色にも別居親の同意必要!? 『共同親権』の危険あらわ 判断間違えば損害賠償リスクも」

 「台湾新総統就任へ 大陸側はこう見る 上海国際問題研究院 台湾澳研究所 童立群 副所長に聞く 両岸関係 楽観視できない」

 「🌏特派員日誌 ”踊る選挙”との出会い ⚫韓国」

 「ロンドン市長に労働党現職 地方選で保守党敗北続く 市長選挙で3選を果たして記者会見するサディク・カーン氏=4日、ロンドン」

 「ミャンマー 男性出国停止 若者の徴兵逃れ防ぐ狙いか」

 「ゼレンスキー氏をロシアが指名手配 容疑は不明」

 「ブラジル南部豪雨河川氾濫56人死亡」

 「大谷『監督超え』8号 大リーグ 内角高め振り抜き『すっきりした』」

 「ゴジラ 地元石川で野球教室 柵越え実演 松井さん『見て帰ってほしかった』」

 「★7月に巨人ー阪神OB戦」

 「定期リポート ウクライナ侵略 難民の現場歩く ルポライター 丸山美和さん 家に物資が 驚きと喜び」

 「社会リポート 東京・石神井公園駅前の再開発 高さ制限 制定に住民参加 破るな 税金依存のタワマン 不信と怒り ☞石神井公園駅南口西地区市街地再開発」

 「唐十郎さん死去 劇作家・演出家」

 ◎遅くなって申し訳ないですが例のイスラエルのガザ攻撃でさらにラファ侵攻のようですが、これもくり返しですがイエス・キリストの処刑に関与以来世界中で差別されて来たユダヤ人がナチス・ドイツによる「ホロコースト」のユダヤ人虐殺でユダヤ教の聖典の旧約聖書由来で聖地パレスチナにユダヤ人国家イスラエルを建国で入植地拡大でそれが今に至るまで続いています。しかしこれは私の希望的観測ではないですがそうそう続かないでしょう。

 なぜなら近代の成立は脱神話化であってまず中世カトリック教会が贖宥状の発行もあって改革派のプロテスタントが誕生で、さらに科学の発達で旧約聖書や新約聖書もその記述の客観性が研究対象になり神聖さが薄れてしまったからです。例えば第二次世界大戦後のアメリカでは知識人が支持する傾向の民主党はキリスト教の信仰が薄い層が支持基盤とも言えます(教育水準が高いユダヤ人や、リベラルな移民や若者も)。では共和党はどうかと言うと保守政党であるため元はキリスト教を信仰する層が支持基盤ですが、その反射的効果からユダヤ教国家のイスラエルは必ずしも支持しない傾向でした。特に1988年の大統領選挙で勝利のブッシュ(父)氏は「史上最もイスラエルに冷たい大統領」とも言われました。しかし最近ではイスラム教への忌避からキリスト教保守派のトランプ前大統領は熱烈なイスラエル支持です。ということでその時の政治的立場でアメリカ(大統領)の立ち位置はくるくる変わっています。これこそアメリカでもキリスト教とユダヤ教への脱神話化が進んでいます。確固たる信仰があるのならキリスト教やイスラエルへの態度はそうは変わらないので。

 しかしこの脱神話化の過程では原理主義者から凄まじい反発もあります。これは何も宗教だけではなく政治思想のマルクス主義の聖典の「資本論」の脱神話化の過程でもソビエト連邦や東欧諸国や中国などで反体制派や反共主義者への過酷な弾圧があったことからも分かります。それが最近のUCLAなどアメリカの大学でのパレスチナ支持の抗議行動へのイスラエルや一部の右派ユダヤ教徒の強烈な反発からも見て取れます。それはそうでイスラエルやユダヤ教徒は我々は神の国の選民で絶対的な存在であると思っている面があるのでその脱神話化がされることはあり得ないと思ってもいるからです(もっとも政治的打算でイスラエルの正統性を主張する者も多いが)。

 イスラエルのユダヤ教国家としての脱神話化も世界史的には止めようがないのでは。キリスト教もユダヤ教も成立から2000年でそこでの聖典の旧約聖書や新約聖書での神話が事実の部分があっても現在のパレスチナ攻撃への正当性には使えないです。大昔のこと、で終わりです。今現在の約200万人のパレスチナ人の命を無視することは到底できないです。そもそも国際世論が耐えられないですし。もしこれ以上のイスラエルとユダヤ教の脱神話化を避けたいのならやはり一刻も早くガザ攻撃の停止とイスラエルとパレスチナの二国家共存案実現しかないでしょう。世界平和とイスラエルと世界中のユダヤ教徒のためにもです。

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 ではまた。ごきげんよう。