本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「シリアのイラン大使館空爆 イスラエルに国際法違反の批判」

 「DV・虐待 軽視許すな 衆院法務委 共同親権巡り本村氏」

 「川勝知事が辞意 静岡」

 「北朝鮮 ミサイル発射」

 「『再婚後に出生なら現夫の子』民法見直し」

 「根室本線一部廃線に抗議 宣伝に若者も呼応 札幌」

 「イスラエルが空爆 NGO外国人ら死亡 ガザ 7人、食料支援中」

 「イラン大使館攻撃各国が相次ぎ非難」

 「外国報道機関を規制 イスラエル アルジャジーラ念頭」

 「独120カ所『平和行進』 復活祭休暇 1万人以上が参加 ”軍事費が国を貧困化”」

 「■モスクワ乱射起訴10人に」

 「秘密モード閲覧記録削除へ 米グーグルが和解合意」

 「国内新車販売、2年連続増 軽は減少、ダイハツ不正響く 23年度」

 「メルシャンワイン値上げ」

 「開幕から33打席大谷本塁打なし」

 「早大ラグビー部女子部設立発表」

 「火山研究本部を設置 文科省」 「

 「全機能性表示食品 調査へ 国、制度のあり方検討 衆参委 田村貴・倉林氏が廃止要求 受診 1月以降に集中 健康被害47人腎臓学会調査 入院157人 相談2万件超 台湾被害11人に 日本でサプリ購入も」

 「能登半島1.1地震 倒壊家屋 手付かず 公費解体申請窓口に列」

 「すいよう特集 『平和国家』壊す次期戦闘機輸出 殺りくに使用されぬ保証なし 殺傷兵器の輸出 憲法の理念に反する 航空評論家 青木謙知さん」

 「藤子・F・不二雄 傑作漫画実写化SF短編ドラマ NHKBS7日から」

 ◎前回に引き続きイスラエルとハマスの戦争(オクトーバーセブン)から半年でと思っていたら今度はイスラエルがガザ地区で支援活動中の慈善組織(ワールド・セントラル・キッチン)の車を攻撃で、さらにシリアのイラン大使館(動画サイトのイギリス「SKYNEWS」では領事館となっていたが)を空爆です。これはパレスチナへの攻撃もそうですが許されない行為です。

 例え国家や武装組織を相手に戦争・戦闘をしていても一般市民へは当然ダメですが、それ以外でも報道関係者や医療従事者や援助労働者や学校・病院や中立の国連職員・国連施設にも攻撃は国際法や戦争法で禁止です。しかし今までイスラエルはことごとくこれらの禁を破っています。戦争・戦闘にもルールがあります。

 ところで今回の慈善組織のワールド・セントラル・キッチンの車への攻撃でオーストラリア人やイギリス人も亡くなっています。そのオーストラリア人の女性の生前の慈善活動中の動画を視ると食事を準備している様子では笑顔で楽しそうでもあります。イギリス人へもそうですがついにイスラエルは同盟関係にある国の市民を攻撃で他の欧米諸国の反発も必至では(事前に同盟関係国の市民とは分からなかったとは言い難いのでは。ワールド・セントラル・キッチンの破壊された車は軍用車両には見えないが。屋根にシンボルマークも表示されている。慈善組織には欧米人もいるはずで)。

 それからシリアのイラン大使館も攻撃でしかしイスラエルはシリアやイランとは今は戦争をしていないです。無関係の国にある大使館を攻撃でもちろんそれはイスラエルにあるのではないです(イスラエルの各国大使館への攻撃ももちろんダメだが)。大使館も戦争・戦闘時の攻撃対象からは除外されるべきです。しかもそれがシリアにあるイラン大使館への攻撃で訳が分からないです。それはイスラエルへの攻撃を続ける武装勢力のハマスの背後にイランがいるからとのことでしょうが、確証はないのでは。少なくともイスラエルとイランは今は戦争状態ではないです。イスラエルはハマスに攻撃されて報復や自衛の権利を行使していると主張しているので、これではイランがイスラエルを攻撃する口実になるのでは(シリアもイスラエルに対して)。

 イスラエルも最初はハマスから攻撃で反撃してそれは確かに自衛権の行使と言えますが、それから国連施設や病院を最近はガザ地区での各国からの支援物資を待つパレスチナ人を直接攻撃でもうのべつ幕なし当たり散らしているようにも見えます。それは1948年のイスラエル建国でせっかくイエス・キリストの処刑に関与以来世界的に差別されて来たユダヤ人がようやく自らの国家を創ったのにそれを妨害するパレスチナ人への怨恨がエスカレートし過ぎています。これはこういうことは言いたくはないのですが、かつてのオウム真理教が特異な布教活動と厳しい修行を広める過程で各地で嫌われ、衆院総選挙に出馬しても全員が落選して麻原彰晃教祖が世間を憎悪しついに地下鉄サリン事件を起こし無関係の一般市民を大勢巻き込み自壊してしまったことと重なっても見えます。元は旧約聖書と原始仏教からという宗教的熱情に促されて双方とも取り返しのつかないことをやらかしているのでは。私は1995年の地下鉄サリン事件と前年の松本サリン事件の同時代人でそのニュースをリアルタイムで視ていたのでどうしてもそう感じます。宗教的熱情はユダヤ教やキリスト教やイスラム教など布教で人類社会・文化に大きな役割を果たしましたが暴走するのは良くないです。

 今回の慈善組織ワールド・セントラル・キッチンへの攻撃でオーストラリア人やイギリス人も亡くなったことでイスラエルとハマスの戦争の局面もまた変わるのでは。以前から欧米諸国でもパレスチナ支持の抗議行動が拡がっていますが、これではイスラエルは世界的に孤立するのでは。すでに南アフリカやブラジルなど開発途上国(グローバル・サウス)も国際司法裁判所に提訴するなど極めてイスラエルに厳しくなっています。そしてイスラエルの孤立は再びユダヤ人差別が拡がることへの危惧でもあります(すでにヨーロッパ各国ではユダヤ人への憎悪犯罪・ヘイトクライムが増えている)。ナチス・ドイツの「ホロコースト」もパレスチナへの攻撃もあってはならないものです。やはり一刻も早くガザ停戦とガザに取り残されているイスラエル人の人質全員帰還を。

 ※🔴しんぶん赤旗の📰購読申し込みは周囲の👩‍💼🧑‍💼日本共産党員の方か各地の🌈日本共産党地区委員会(🏬党事務所)までお願いします。📱スマートフォンでも読める📶しんぶん赤旗電子版もあります。

 ではまた。ごきげんよう。