本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「能登地震3カ月 住民と共産党広がる信頼 能登町小木地区 要望聞き支援 区長『さすが』 避難8000人超断水解消せず 復興へ兆しも」

 「離婚後共同親権で子どもは幸せか 争う前に子どもに謝罪を 児童精神科医・世界乳幼児精神保健学会副会長 渡辺久子さんに聞く ㊦」

 「アイヌ文化施設誘客へ戦略 国交省」 

 「GTOリバイバル 反町隆史」

 「子どものSNS規制拡大 米国 精神への悪影響 懸念」

 「結婚、5年で2割以上減 『女性の意識変化』など指摘 インドネシア」

 「ガザ ジェノサイド非難 イスラエルへの武器禁輸 英グラスゴー市議会決議」

 「イスラエル支援やめよ 米ウィスコンシン 政府に求める」

 「国連監視員ら砲弾で負傷 レバノン南部 イスラエルは関与否定」

 「『テムズ川に入らないで』 民営化された水道各社 未処理下水を排出 英環境保護団体」

 「■ウクライナ発電所に攻撃」

 「第96回 センバツ高校野球 健大高崎 初の全国制覇 球春 新バットでも積極強打」

 「日ハム 九回に逆転」

 「小祝が逆転 10勝目 女子ゴルフ」

 「定期リポート ウクライナ侵略 難民の現場歩く ルポライター 丸山美和さん 帰る家が破壊されても」

 「JR根室線の一部廃止 富良野ー新得間 117年の歴史に幕 北海道」

 「小林製薬 立ち入り検査続く 和歌山工場に厚労省と県」

 「歌舞伎役者・俳優 中村 勘九郎さん 歌舞伎らしい歌舞伎を歌舞伎町の新たな息吹」

 ◎このブログでは常連の私が通っている英会話教室のアメリカのアイオワ州出身の女性講師氏とのレッスンで前回に引き続き日本の司法制度の話題です。

 アメリカの陪審裁判は一般市民のみで構成され人数は各州で違い11人前後が多いようですが、日本の裁判員裁判(これも「頭痛が痛い」のような同義語反復で裁判員は裁判をするのが当然で陪審員陪審とは言わないのと同様、裁判員公判とでもしたほうがいいのでは)は9人でその中にプロの裁判官が3人います。

 日本の裁判は裁判官のみの裁判でも多数決で判決言い渡しでの有罪無罪を決めますが(個々の裁判官はベテランでも新人でも必ず自分の意見を述べなければならない。ベテランの裁判長にお任せすることはしない)これは裁判員裁判でも同じです。ということは裁判員裁判は9人で行うので5人以上の多数意見が判決言い渡しでの有罪無罪になります。

 ところが裁判員裁判はその多数意見に必ずプロの裁判官が1人は賛成しなければならないことになっています。この点はアメリカでの陪審裁判で純粋に評決での多数意見が判決言い渡しでの有罪無罪になるのと異なっています(もっとも陪審裁判でも単純に過半数意見が判決言い渡しでの有罪無罪になるのではなく有罪評決には3分の2は必要のようだが。州によるようだが)。まあこの点はプロの裁判官も加わる日本の裁判員裁判と一般市民のみでのアメリカの陪審裁判のどっちがいいとはなかなか言えないです。これは文化の違い価値観の違いです。そして各々の裁判制度が最も事件の真実に迫れるとされています。

 ところで日本の裁判官は誰でも難関の司法試験に合格で(司法試験以外で裁判官になる道もあるが。それは極めて限られている)法律に詳しいだけではなく過去の裁判例での証拠の見方も学んでいるので裁判官同士で意見が分かれることはあまりないようです(最高裁判所では裁判官の意見が分かれることは割とあるが、それは最高裁の裁判官は出身が裁判官、検察官、弁護士、学者、官僚、外交官と多様であるからとも言える。それに何と言っても最高裁で裁判は終わって確定するので各裁判官は自分の意見を示そうとするようでもある)。

 ということで日本の裁判員裁判のことを彼女に話すとかなり感心してくれましたが。金髪アメリカ人美女の心を揺るがせて良かったです(何だそりゃ)。

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 ではまた。新年度が始まりますがごきげんよう。