今日も遅いですが本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「能登半島1.1地震 支援なく孤独 進まぬ片づけ 1人暮らし被災者『誰か助けて』 石川・能登島」

 「首相祝賀会 不記載か 会費1万・飲食なし『脱法的』 衆院予算委」

 「北朝鮮 ミサイル発射」

 「国連機関への資金拠出停止 人道支援の崩壊に 21のNGO 撤回求め共同声明 ガザ住民に嘆きの声 資金停止は『死刑宣告』」

 「イスラエル極右『ガザ入植地を』 米仏政府が非難声明」

 「恒大以外も経営不振 中国 不動産不況 懸念広がる ☞中国恒大集団」

 「トヨタ世界販売4年連続で首位 23年」

 「女子フィギュア ワリエワ 資格停止4年 CAS、ドーピング違反認定 迅速に結論下す対策を 日本 銀に繰り上げ 北京五輪団体 WADAら裁定を歓迎」

 「北朝鮮戦は平壌で サッカーW杯予選」

 「能登半島1.1地震 田村貴衆院議員 救援募金渡す 輪島朝市を応援する会と県漁協に」

 「名張毒ぶどう酒特別抗告を棄却 最高裁」

 「豊田織機に立ち入り 国交省 エンジン認証不正」

 「トヨタ 4工場停止」

 「八代亜紀さんに”もう一度逢いたい” BS11で追悼番組 来月1日~3月28日」

 ◎今日で早くも1月が終わりでご承知の通り元旦に能登半島地震で、翌日には羽田空港で日本航空機と能登半島地震の被災地に支援物資を輸送する海上保安庁機が衝突炎上事故で怒涛の如く1カ月が過ぎました。能登半島地震の揺れは収まってもその被害は続いています。

 昨日発売の航空雑誌「AIRLINE」(イカロス出版)3月号にも羽田空港での衝突炎上事故の写真があり早速特集記事が組まれていますが、そこで指摘されている点も踏まえてあらためてこの事故の原因を考えてみたいと思います。

 まずこの羽田空港での衝突炎上事故がなぜ起きたのかというそもそも論ですが「AIRLINE」では意外な点を突いています。海上保安庁機は滑走路の中ほどにいたであると。通常なら旅客機は滑走路の端で待機しているので着陸機はその上を通過して着陸するので衝突事故は起き難いであると。

 これは私が解説しますが空港の滑走路から離陸する航空機は燃料や貨物が重ければ滑走路の端から離陸しますが、そうではない航空機は滑走路の真ん中から離陸します。燃料や貨物が重ければ長い滑走距離が必要でそうでなければ短くて済みます。イメージとしては走り幅跳びが良いでしょうか。遠い距離を稼ぐには長い助走が必要です。ですので燃料や貨物が重い国際線や貨物機が就航する成田空港や羽田空港の滑走路は長いです。国際線や貨物機が就航しない地方空港は滑走路はそれほど長くないです(それでも最近ではインバウンド観光拡大で地方空港にも国際線があるが、これは小型機での就航ばかりで滑走路は短くても良い)。

 よって今回の羽田空港での衝突炎上事故で小型である海上保安庁機は滑走路の真ん中で待機し(パイロットによるの誤進入のようではあるが。もし管制官の許可があってもやはり滑走路の真ん中に進入しそこから離陸していたはずである)そこに日本航空機が着陸で衝突してしまったということです(着陸の日本航空機はエアバス350型の大型機であるが国内線機で燃料はある程度消費して軽くなっているので滑走路の端ではなく真ん中に着陸した)。羽田空港で離陸なら燃料や貨物が重い大型機が多い傾向で、そこに小型の海上保安庁機とは偶然が重なってしまった事故だったのでは(海上保安庁機も能登半島地震の被災地に支援物資を届けに行くはずだったが、支援物資はあっても小型の海上保安庁機で乗客はいないので必ずしも重かったわけではないだろう)。

 私もコロナウイルス感染拡大前にはよくセントレア(中部空港)に航空機を観に行っていましたが、その見学エリアで滑走路の端まで行ってそこから助走を付けて離陸する航空機に「何であの飛行機は端まで行って飛び立つの?」と言う家族連れがいましたが、そこで教えてやりたいぐらいでしたが。

 よって今回の羽田空港での衝突炎上事故には意外な盲点が隠されていたとも言えますが、やや長くなったので事故原因の考察は引き続き次回も。

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 ではまた。