本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「共産党大会 きょうから 大会の模様 ネット中継 あいさつ・中央委員会報告 みんなで視聴しましょう」

 「台湾 民進政権が継続 新総統に頼氏 立法院では過半数割れ」

 「山添拓参院議員に聞く 能登地震で問われる原発の危険性 想定超えた揺れ/深刻なトラブル 志賀原発は廃炉に」

 「能登半島1.1地震 石川・珠洲 爪痕深く」

 「君が心をくれたから 永野芽郁 山田裕貴」

 「移民追放を謀議か 独極右政党 ナチス想起と批判」

 「『自殺』を検索➔結果を『非表示』に インスタ・FB利用米メタ、若者保護策」

 「イスラエル大規模デモ 首相の退陣要求」

 「総統選 台湾政治が新局面へ 二大政党から変化 台湾の民意代表しない 中国政府 独立支持せず 米大統領」

 「初の女性主審山下氏務める サッカーアジア杯」

 「定期リポート ウクライナ侵略 難民の現場歩く ルポライター丸山美和さん 年末年始 ミサイルの恐怖に」

 「スピードワゴン小沢さんが自粛」 

 「能登半島1.1地震 売り上げ10分の1 断水と液状化 商業に大打撃 富山・氷見」

 「沿岸4㍍隆起、新段丘か 半島北部 過去3段も大地震が形成の可能性」

 ◎前回の続きでもありますが、ネット記事で自民党安倍派の政治資金パーティーでの収入の不記載と虚偽記載容疑の幹部議員を東京地検特捜部は立件を断念する方向のようで、会計責任者との共謀の立証が困難とのことです。でも会計責任者が勝手にやったとは言えないでしょう。不記載と虚偽記載は議員に有利になることで、でも発覚すれば今回のようにたちまち議員に不利になることなので。

 日本での刑事裁判の有罪率は99%なので、でもこれは起訴便宜主義で検察官がどの事件を起訴するかしないか決めることができるので起訴する事件を厳選しての結果です。この安倍派の幹部議員の不起訴もそういうことです。

 実際に安倍派の幹部議員を起訴すればどういうことになるのかというと弁護側はまず全面無罪主張では。そして弁護側は何人もの弁護士が付くでしょう(被告人に付く弁護人の人数は特に制限されていない)。それも個人の街中にある弁護士事務所からではなく大手の法律事務所(法律事務所の名称は弁護士しか許されていない)からや元検察官や刑事裁判で無罪判決を何件も勝ち散った弁護士が何人も付くでしょう。いかに東京地検特捜部といえどもやり難いです。そして無罪主張でもあって裁判は長引くのでは。東京地検特捜部もその間リソースが取られてしまいます。

 一方殺人事件でも刑事裁判では連続殺人でもなければ被告人には通常1人か2人しか弁護人は付かないです。多くは国選弁護人で自由に弁護士を選ぶことは難しいです。安倍派の幹部議員ならお金もあるだろうで前記のように優秀な弁護士を雇えそうです。

 東京地検特捜部の安倍派の幹部議員立件断念にはこういう背景があったのでは。すでに安倍派の幹部議員は報道により社会的制裁を受けています(それを肯定はできないが)。次の選挙に出馬するのかも分かりません(出馬しても当選できるか分からない)。安倍派の幹部議員は殺人事件の被告人のように自由を奪って処罰しないと公共の場でまた殺人を犯すかも知れない危険な犯罪者ではないです。

 もちろんこの政治資金パーティーの裏金疑惑での安倍派の幹部議員の東京地検特捜部の立件断念を肯定はしませんが、どうしても処罰しなければならない必要性はないという判断に至ったのでは。前記のように立件で東京地検特捜部は何年も何件も裁判にリソースを取られてしまうので。ましてそれで無罪判決が出ては検察の信用失墜です。すでに世間的に安倍派の幹部議員へは”有罪判決”が出ていて無理にやることはないということでしょう。改めて罪と罰とは何なのかと考えさせられます。

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 ではまた。