昨日のしんぶん赤旗で見逃した記事題名です。

 「首相 任期中の改憲に執念 『条文案具体化へ議論加速』」

 「中国の軍事行動『可能性が低下』 防衛産業の汚職原因」

 「■アラスカ機の窓吹き飛ぶ」

 「地震後偽情報がSNS上で拡散 収益目当てか」

 「海保機の5人全身挫滅死因 羽田 停止線灯は運用停止中」

 「平沢元復興相を任意聴取 二階派 ☞政治資金規正法」

 「会いたくて 作家 宮部みゆきさん 書評始めて作風に変化 新しい挑戦これからも」

 ◎例の能登半島地震でご承知の方も多いと思いますが今春に北陸新幹線は金沢駅から福井県の敦賀駅まで延伸開業です。敦賀駅にはJR西日本の新快速電車が大阪・京都駅から来ています。また同様に特急「サンダーバード」号も運転されています。京都駅から敦賀駅まで新快速電車で約1時間半で「サンダーバード」号では約1時間で行けます。どちらとも1時間に1本は運転されています。福井県とはいえ敦賀市はほぼ関西圏です。

 ところがこの北陸新幹線敦賀延伸で大阪・京都駅から福井・金沢駅などを結ぶ特急「サンダーバード」号は全て敦賀駅止まりになり、そこから福井・金沢駅までは北陸新幹線に乗り換えとなります(敦賀延伸での金沢・敦賀間の並行在来線は第三セクター鉄道に転換でそれに乗り換えて福井・金沢駅を目指しても良いが時間が掛かる)。

 これでは関西地方からせっかく能登半島地震の被災地に復旧にボランティア活動にも復旧が進んで能登半島など北陸地方を観光旅行で食べて飲んで応援に行くのも不便になるのでは。解決策としてはその特急「サンダーバード」号の何本か福井・金沢駅行きを残して置けばいいのでは(並行在来線が第三セクター鉄道に転換でもJR貨物の貨物列車が通るので敦賀駅で線路自体は繋がったままになる)。現在の「サンダーバード」号は約1時間に1本は運転されていますが、そこまで維持しなくても朝夕の観光客の行き帰りの時間帯だけでも運転するべきでは(しかも「サンダーバード」号を並行在来線から転換の第三セクター鉄道に乗り入れて運転するので、その地元の第三セクター鉄道の運賃・料金収入にもなる。もっとも第三セクター鉄道はJR西日本に車両使用料を支払うことにはなるだろうが)。

 前にも書きましたが北海道新幹線の札幌延伸での並行在来線の函館本線廃止でも(貨物線としては存続の予定)札幌・函館間の特急列車をある程度は残して置けばいいのでは(現在は約1時間に1本JR北海道の特急列車が運転されている)。新幹線開業でも沿線の利用客が全部新幹線に移行することは考えられないです(よく知られているように東海道新幹線があっても近畿日本鉄道の名古屋・大阪(難波)間の名阪特急の利用客は多いし、他の区間でも小田急ロマンスカーなど私鉄の特急や高速バスや旅客機は多数運行・運航されている)。

 せっかくの北陸新幹線敦賀延伸で関西地方から能登半島や北陸三県の被災地にボランティア活動や観光客が行って応援したくても行き難くなるのでは。せめて復旧が進むまでは特急「サンダーバード」号も金沢駅まで臨時運行も考えてみてはどうでしょうか(金沢駅からその能登半島へJR七尾線が伸びている。通常は金沢駅から観光列車も運転されている)。

 ではまた。おやすみなさい。