夕方で寒いですが本日のしんぶん赤旗のいくつかの記事題名です。

 「能登地震・裏金問題 対案示す NHK『日曜討論』志位委員長が出演」

 「安倍派 池田議員ら逮捕 秘書と共謀 4800万円虚偽記載容疑 『信頼回復』いうなら証人喚問で真相究明を」

 「震災あっても 維新 万博に固執 経済界からも懸念の声」

 「自・維・国『早期改憲を』 日本会議機関誌 災害乗じて暴論」

 「全米ライフル協会 トップ辞任 不正裁判開始直前」

 「戦争犯罪者の責任追及を 人権団体ベツェレム ドロール・サドット氏 イスラエルの無差別攻撃を批判」

 「ガザ強制移住国際法に違反 ブラジル」

 「北部で『ハマス解体』 イスラエル報道官 長期戦も視野 ヒズボラと交戦激化」

 「ミサイル残骸『北朝鮮製』 ウクライナが写真を公開」

 「今季3度目三浦が出場 ポルトガル」

 「★サウジでダカール・ラリー」

 「定期リポート ウクライナ侵略 難民の現場歩く ルポライター丸山美和さん 『ウクライナ産』を発信」

 「南海トラフ想定大詰め 政府『半割れ』被害初推計」

 「試写室 君が心をくれたから フジ系 後9・0 永野芽郁 山田裕貴 きょう放送 『生きる』とは何かを考えさせる」

 「硬い床で就寝/今日もパン1個 避難生活 環境劣悪 能登・被災地 教訓いかし命守る手立てを」

 「■トヨタ車両生産開始」

 ◎例の羽田空港での日本航空機と海上保安庁機との衝突炎上事故で滑走路と誘導路の境に停止線灯があって進入の可否を示すランプが点灯するそうで、ただこれは濃霧などで視界不良の場合に管制官が使用するそうです。よって事故当日はそうではなかったのとメンテナンスのため使用されなかったそうです。

 では滑走路を監視するモニターと同様にこの停止線灯にも常時監視の管制官を配置すれば良いのかというと微妙では。まず航空機に直接指示をする管制官との意思疎通を絶対にしなければなりません。もし誤って停止線灯に滑走路への進入表示をして航空機が進入でそこに今回の衝突炎上事故と同様に着陸態勢の航空機が降下を続けたら最悪の事態になりかねません。むしろ停止線灯が事故を誘発することにもなるのでは(例え航空機に直接指示をする管制官と停止線灯に表示をする管制官を同じ人にしてもやはり誤って表示をする可能性は否定できない)。

 このように安全装置をいろいろ設置しても事故はそういうものをくぐり抜けて起きるもので、能登半島地震でも志賀原発は停止中だったので大事には至っていないようですが、地震の多い日本列島に多くの原子力発電所があるのでいつかはメルトダウンなど重大事故が起きるのでは。

 東日本大震災での福島第一原発事故でも原子炉でのというよりは津波襲来での外部電源喪失によってであって、確かに通常の原発運転での重大事故は日本ではほぼないです(もっとも津波襲来や外部電源喪失への対策をするように国会でも日本共産党の𠮷井英勝衆院議員が指摘していたので東京電力や政府の責任は逃れないが)。一般論として日本の原発技術は優秀と言えそうです。ではやはり津波襲来や外部電源喪失の対策をして原発再稼働か増設新設でしょうか。

 今回の羽田空港での衝突炎上事故でもいろいろ安全対策をしても毎日多くの航空機が飛行しているので事故はなかなかなくならないのでは。同様に安全対策をしても原子力発電所はいっぱいあります。個々の原発にいくら安全対策やくり返しメンテナンス作業をしても、そこをくぐり抜けてどこかで重大事故が起きるのは避けられないのでは。しかも福島第一原発事故やチェルノブイリ原発事故でもそういう過酷事故で周辺地域は住めなくなります。それどころか被曝した住民や原発作業員への放射能被害も深刻なものになるでしょう。リスクがあまりにも大きいです。

 原発反対派は(私もそうだが)原子力発電所は危険だ、と言いますが確かに本質的にそれはそうですが、日本の原発技術が劣っているとまでは言えないのでは(前記のように通常運転での重大事故はほぼない)。でも原子力発電所が多くあってそれに日本では海岸線沿いに原発設置で地震発生と津波襲来はまず100%避けられないという確率論で原発はやはり止めろと言うべきでは。これはいっぱい航空機が発着する羽田空港での衝突炎上事故でもそうですが、でも航空機事故では被害(者)は基本的には乗客乗員と事故現場に限定されます。社会全体に拡がることはないです。原発事故では下手をすれば国家全体に被害が拡がります(実際に東日本大震災での福島第一原発事故で一時は数千万人に避難が必要とも言われた)。

 やはり日本での原子力発電所は再考で、前にも書きましたが管制官の増員と職場環境の維持改善と、羽田空港の混雑緩和と他の空港への分散がやるべき安全対策では(安全を考えれば旅客機の便数制限でインバウンド観光の抑制も考えられる)。この年始の日本を襲った地震と航空機事故で正しくリスク評価をして安全対策を考えたいものです。

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 ではまた。