日付は変わって昨日のしんぶん赤旗で見逃し掛かった記事題名です。
「『カスハラ』基準を明確化 厚労省、労災認定で報告書案」
「国連の支援物資反体制派地域へ シリア」
「環太平洋大女子10年ぶりに優勝 全日本学生柔道」
「街とその不確かな壁 村上春樹 著 居場所を見つけられない人々へ」
「教員長時間勤務来月1日シンポ」
◎ネット記事である棋士が対局でコロナウイルス感染拡大でのマスク着用をしなかったので反則負けで出場停止処分を受けたのは違法だとして将棋連盟に損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしましたが、しかし将棋は当然相手もいるので条件は一緒では。まあこのブログでは何回も書いていますが、コロナウイルス感染拡大でも反ワクチンノーマスクの陰謀論者の困ったさんでしょう。
感染拡大でのワクチン接種やマスク着用の効果は統計データを見るとあると言わざるを得ないです。こればかりは理数系の世界で反ワクチンノーマスクの主張は言論の自由とは言い難いです(ワクチン接種とマスク着用にも完璧な効果はないのでそれへの検証・批判は当然あってしかるべきだが、全く効果がない有害というのはデタラメである)。
前にも書きましたが円周率は割り切れないことが証明されていますが、では円周率は割り切れる、は言論の自由でしょうか。この棋士もマスク着用が不愉快なら事前に将棋連盟に申し立てをするべきでは。マスクを外しての対局も他の感染対策をして相手側が応じればそれでも良いのでは。完全に将棋連盟内のインナーサークルの問題なのに事を起こしてインフルエンサーとしてマスコミのインタビューに応じたいのでしょうか。炎上商法でしょうか。
コロナウイルス感染拡大は人類始まって以来の世界的な規模なのでワクチン接種やマスク着用の効果も医療の専門家の間でもそれなりに議論されましたが、効果が認められて以後は落ち着いています。もちろんこれからも例えば強毒化した変異株にもワクチン接種やマスク着用が効果があるのかは未知数です。それへの研究・議論は必要です。
しかし関連で前にも書きましたがロッキード事件はアメリカの陰謀だ、田中角栄元首相は何が何でも無罪だ、という陰謀論にまともな刑法学者やジャーナリストが応じなかったのはこれは事件の裁判を追った評論家の立花隆氏も書いていましたが、専門家はそういう事実に基づかない陰謀論に付き合っているヒマはないからです。研究・取材に忙しいので。それでもロッキード事件の裁判での争点の「最高裁の不起訴宣明」「嘱託尋問調書」「総理大臣の職務権限」は専門家も議論して田中角栄元首相への無罪の可能性もありだと言う人もいます。しかし陰謀論者はそもそもそういう争点すら知らないので相手にされないだけです。
このノーマスクの棋士もそれを誇っているのかも知れませんが、実は医療の専門家からは見向きもされないだけでそれを陰謀論者の支持で補っているだけでは。反ワクチンノーマスクを主張でも医療の専門家から反論はないぞ、ではなく単に相手にされていないだけです。人類の月面着陸はなかった、と言う人に天文学者や宇宙物理学者は割く時間がないように(まあ相手にされない、はではあんたはどうなのだと言われそうですが。あれ?)。
ではまた。