本日は、大阪の公立高校入試の合格発表日。
今年度が最後の掲示板による発表だと、
上の記事は伝えている。
春の風物詩でもあった、掲示板前での悲喜交々の風景も見納めというわけだ。

高校入試事情には明るくないため、中学入試の話になるが、出願から合格発表、入学手続きまで、Web上で終始するシステム(主にミライコンパス)を導入する学校が増えはじめたのが数年前。コロナ禍を経て、今ではそれが主流になってきている。

かつては、お受験スーツで窓口に願書をもらいに行ったとか、書き損じに備えて二部もらっといてよかったとか、若い受験番号を求めて早くから並んで出願したなどといった話も聞いたが、今ではこのような学校は伝統校など数えるほどではないだろうか。

合格発表に関して言えば、長男の受験時はWebと掲示双方による発表の学校が2校あったが、次男のときには受験校すべてがWebでの発表だった。
どちらも合否がわかるまでのドキドキは変わらないのだが、やはり掲示のほうがイベント感はあり、番号を見つけた瞬間の喜ぶ長男の姿は、今も鮮明に覚えている。
ちなみに、次男のときは気を紛らわすために発表時刻まで家族でトランプをしていたら熱中してしまい、3分ほど過ぎて慌ててアクセス。
画面上でも桜が舞うさまを見るのは格別な思いだ。

今日の大阪では、各高校で笑顔泣き顔が入り交じった光景が広がるのであろう。

合否をつける試験なのだから、
桜咲く場合もあれば、桜散る場合もある。
仮に望んだ道を歩めずとも、
幸せの欠片はこの先そこらじゅうに落ちていて、丁寧に拾って行けば素敵な人生となろう。
すべては自分次第。
がんばる子供の未来に幸多からんことを願ってやまない。