Little Friends -487ページ目

「北海道フリーパス」の旅~4日目Vol.35

(続き)いつしか眠っていたようだ。通路を行き来する足音で目を覚ますと、帯広を出たところだった。

意を決して「釧路魚礁」に箸をつけたが、さしてウマいとは思わなかった。

「釧路魚礁」の名誉のために断っておくが、満腹状態のうえ、今日は厚岸の「かきめし」を食べたせいもあるから、正当な評価ではない。

満腹を通り越して、お腹が苦しい。帯広で降りればよかった。実は、明日の目的地は帯広。

体力的にキツければ、帯広で一泊してもいいと思っていた。体力的にもお腹もキツいから、じゅうぶん条件は満たしているのだが、肝心の帯広は過ぎてしまった。

この列車が札幌に着くのは22時58分、約9時間後には帯広行の特急に乗る。

いくら乗り放題とは言え、札幌―帯広間をムダに往復しなければならないわけで、そのことを考えると、さらにグッタリ…。

半ば意識朦朧としたまま札幌まで耐え、結局自宅にたどり着いたのは夜12時近く。

さて、手元には釧路で買った「かに飯」がある。満腹だし、捨ててしまおうかとも思った。

だが、世界には食べたくても食べられない人がたくさんいる。作った人にも申し訳ない。

…ありがたく完食した。(5日目に続く)

「北海道フリーパス」の旅~4日目Vol.34

(続き)「釧路魚礁」という駅弁は食べたことがない。売店にはなかったのだが、ワゴンサービス用にまわしたのだろう。

躊躇なく買う。今日はこれで駅弁6個…ショック!

内容は、サーモン、カニ、イクラがのった押し寿司。

これもナマモノ、持ち帰るのは不安だし味も落ちる。夜食には「かに飯」がある。

ただ、今食べるのはさすがに無理だ。この列車に乗る前に、ラーメンも食べている。

コーヒーをすすりながら、目の前のテーブルにのせた「釧路魚礁」をぼう然と眺める。

…お腹いっぱいだ。(続く)

「北海道フリーパス」の旅~4日目Vol.33

(続き)お次は「くしろ湿原ノロッコ号弁当」。

海鮮押し寿司の駅弁だと記憶していたのだが、俵ごはんにイクラをパラパラまぶしただけの、ただの幕の内に変貌していた。

こちらはナマモノ(イクラ)を使っているから、今食べることにして、もうひとつの「かに飯」は自宅に持ち帰って今夜の夜食に決定。

「ノロッコ号弁当」を食べ終わった頃、ワゴンサービスがやってきた。食後のコーヒーを購入。

代金を払いながら、お姉さんの押しているワゴンを見ると、なんと「釧路魚礁」がある!(続く)