Little Friends -350ページ目

ボツになったメニューたち⑮

「釜あげつけめん」

札幌でつけめんを始めた時、予想どおりだったが、冬になると出なくなった。

今でも、つけめん=冷しの代用くらいにしか考えていない店が多いが、この当時は客の方もそのように考えていた。

もちろん、つけめんはあくまで麺をメインに食べるメニューだから、本来季節は関係ない。

だが、この時はなんとか冬用のつけめんを、と考え出したのが冬季限定「釜あげつけめん」。

おわかりのように、思いっきりうどんの手法のパクリ(笑)。

ただ、麺は一般的な札幌の熟成縮れ麺ではなく、挽きぐるみ(皮ごと挽いたもの)の道産小麦を使った、黒っぽい極太ストレート麺を使い、ただのお湯ではなく鰹ダシの中に入れて提供した。

今なら、あつもりのかわりになるかもしれないが、普通のつけめんすら知らない人が多かったこの当時は、斬新すぎてあまり出なかった。

翌年は、普通のつけめんが冬もだいぶ出るようになったので、残念ながら「釜あげつけめん」はひと冬だけの短命メニューに終わった。

祝!ライオンズ日本一③

(続き)今は、親も教師も子供を叱らない時代。いいか悪いかは別として、そういう子たちをまとめるには、僕のようなやり方ではダメなのかもしれない。

比較の対象が、工藤、秋山、清原のいた全盛期のライオンズだから、どうしても僕の採点は厳しくなってしまうが、今年のライオンズもよくがんばったとは思う。

あれだけ執拗に内角を攻められても、どの選手も決して逃げない。片岡みたいに、ぶつけられて喜ぶ選手は初めて見た。

勝負が決した第7戦の8回表、その片岡の本塁突入など、全盛期のライオンズを彷彿させるプレーだ。

チームは若返っても、ライオンズ野球のDNAは脈々と息づいている。

ま、全盛期にプレーした選手たちが、チームを指揮してるのだから当たり前か…。

パ・リーグは、去年の5位と最下位のチームが、今年は1位と2位になった。

ファイターズ、マリーンズ、ホークスは、もともと実力のあるチームだし、沢村賞投手岩隈を擁するイーグルスだって、おとなしく最下位には甘んじていないだろう。

来年のパ・リーグは、戦国時代の予感。おもしろそうだ…。

最後になったけど、日本シリーズ優勝、本当におめでとうございますm(_ _)m

祝!ライオンズ日本一②

(続き)ニュースなどでは、ライオンズのチームワークの良さが勝因と分析しているようだが、チームワークと言うと、なんか高校野球のようなアマチュアみたいだし、僕が日本シリーズでは勝てないと思ったのは、ただの仲良し集団に映ったからだ。

兄貴のような理解のある監督やコーチ、選手の自主性に任せるだけでは、本当のプロ集団とは言えないのではないか?
選手だって、壁を乗り越えなければ成長しないはずだ。

そう思ってたんだけど、考え方が古いのかなぁ?

ラーメン屋時代の僕は、普段は一緒に騒いでいても、怒る時は本気で怒る店長だった。たが、最後に勤めた札幌の店では、それが通用しない。

ほめれば調子に乗る、叱れば萎縮するヤツらばかりで、完全に自信をなくしてしまった。これも、僕がラーメン屋を辞めた一因なんだけど、自分が間違っているとは思ってはいなかった。

だって、店長だろうがアルバイトだろうが、客から金をもらう以上はプロだ。

長所を伸ばし、なおかつ欠点は修正しないと、伸びるものも伸びなくなる。

そのためには、厳しさだって必要だ。

でも、今回の日本シリーズを見ていると、僕の考えは間違っているのかもしれないと思った。(続く)