温泉嫌いの温泉旅行①
最後のチェーンを辞める3ヶ月前に、僕は一度退職を申し出ていた。この時はさんざん慰留されて、結局2週間の休職になった。
病院に通えるのは助かるけど、毎日行くのではないし、また職場に戻るワケだから家にいても憂鬱だった。
体調不良で休んでいるのに遊びに行くのはまずいけど、家にいるとますます具合が悪くなる。とりあえず、札幌を脱出しようと思った。
普段の僕ならラーメン食べ歩きの旅や、史跡巡りなどを楽しむのだけど、この時はよっぽど疲れきっていたのだろう、温泉嫌いの僕が温泉に行きたいと思った。
札幌にも温泉スパやスーパー銭湯はあるが、行き帰りが面倒だし、帰り道に湯冷めしては意味がない。とは言え、温泉旅館などはなかなか1人では泊めてくれない。でも、調べればあるだろう。
とにかく札幌から出たかっただけで、本州まで行くつもりなどなかった。でも、調べているうちにどんどんスケールがデカくなり、最終目的地はかつて住んでいた鎌倉、帰りは寝台特急「北斗星」という壮大なプランになってしまった。
出費も痛いし体力的にも不安だったけど、プランを練っているうちに少しは元気が出てきた。
行ってみようと思った。(続く)
病院に通えるのは助かるけど、毎日行くのではないし、また職場に戻るワケだから家にいても憂鬱だった。
体調不良で休んでいるのに遊びに行くのはまずいけど、家にいるとますます具合が悪くなる。とりあえず、札幌を脱出しようと思った。
普段の僕ならラーメン食べ歩きの旅や、史跡巡りなどを楽しむのだけど、この時はよっぽど疲れきっていたのだろう、温泉嫌いの僕が温泉に行きたいと思った。
札幌にも温泉スパやスーパー銭湯はあるが、行き帰りが面倒だし、帰り道に湯冷めしては意味がない。とは言え、温泉旅館などはなかなか1人では泊めてくれない。でも、調べればあるだろう。
とにかく札幌から出たかっただけで、本州まで行くつもりなどなかった。でも、調べているうちにどんどんスケールがデカくなり、最終目的地はかつて住んでいた鎌倉、帰りは寝台特急「北斗星」という壮大なプランになってしまった。
出費も痛いし体力的にも不安だったけど、プランを練っているうちに少しは元気が出てきた。
行ってみようと思った。(続く)
温泉好きでっか?
…キライじゃないけど好きじゃない
いや、でも苦手だ。
温泉に入っている時はいいのだけど、暑がりだから上がったあと汗が止まらない。結局、冬なのに窓を開けて涼み、汗が引いた頃にはちゃんとカゼをひいている(笑)。
温泉でなくても、要するに風呂というものが苦手だ。
ただ、愛知にいる頃は夏以外はしっかり風呂に入っていた。なにしろ浴室が寒いから、しっかりお湯につからないと震えあがる。でも、狭い浴槽だから、大浴場のあるビジネスホテルを探してさんざん泊った。
札幌では部屋が暖かいから、冬でもシャワーでじゅうぶん。ウチの浴槽は高さはあるけど、狭いには狭いから、あまり入りたいとも思わない。浴槽に入るなら、足を伸ばしてゆったりつかりたいけど、普通のアパートではそんな広い風呂はないはず。
僕の両親は温泉が好きだったから、子供の頃はよく連れて行かれた。でも、親はくつろげるだろうけど、子供にとっては温泉旅館なんて退屈なだけ。料理だって、あまり子供の好きなものは出ない。しかも、必ず車だったから、僕はいつも車酔いでヘロヘロ。
そんな思い出もあるせいか、今でも温泉というものに魅力を感じないのかもしれない。
いや、でも苦手だ。温泉に入っている時はいいのだけど、暑がりだから上がったあと汗が止まらない。結局、冬なのに窓を開けて涼み、汗が引いた頃にはちゃんとカゼをひいている(笑)。
温泉でなくても、要するに風呂というものが苦手だ。
ただ、愛知にいる頃は夏以外はしっかり風呂に入っていた。なにしろ浴室が寒いから、しっかりお湯につからないと震えあがる。でも、狭い浴槽だから、大浴場のあるビジネスホテルを探してさんざん泊った。
札幌では部屋が暖かいから、冬でもシャワーでじゅうぶん。ウチの浴槽は高さはあるけど、狭いには狭いから、あまり入りたいとも思わない。浴槽に入るなら、足を伸ばしてゆったりつかりたいけど、普通のアパートではそんな広い風呂はないはず。
僕の両親は温泉が好きだったから、子供の頃はよく連れて行かれた。でも、親はくつろげるだろうけど、子供にとっては温泉旅館なんて退屈なだけ。料理だって、あまり子供の好きなものは出ない。しかも、必ず車だったから、僕はいつも車酔いでヘロヘロ。
そんな思い出もあるせいか、今でも温泉というものに魅力を感じないのかもしれない。
四国遍路
「水曜どうでしょう」ファンならご存知四国霊場巡り(笑)。
どうでしょうは車で2泊3日という罰ゲームとしての強行軍だし、10日くらいで回るお遍路バスツアーもあるが、本来は歩いて回るものだ。
でも、合計1200㎞を歩くとなると何日かかるかわからないし、そんなに歩きたくない。自転車遍路という方法もあるけど坂道がねぇ…。
愛知にいた時に知ったブロガーさんが、トヨタの期間従業員を満了した後、自分を見つめ直すために四国に旅立った。全て徒歩で野宿が基本という苛酷な旅だ(⇒四国遍路)。
この人は名文家だし、製造業や非正規雇用を鋭くえぐり、そこからこの国の歪んだ型を冷静に見つめている。ノンキに家出旅行を繰り返していた僕などは、大いに勉強になったし恥ずかしくもなった。
だが、この人が書く四国遍路の旅は壮大な叙情詩であり、空虚で長いだけの僕の旅ブログとは全く違う。品格と知性の差だろう。
足の痛みに耐えながら、旅の意義を何度も考えながら、それでも前をめざす。ひたすら圧倒されながら、読ませていただいている。
人生すなわち遍路なり。
どうでしょうは車で2泊3日という罰ゲームとしての強行軍だし、10日くらいで回るお遍路バスツアーもあるが、本来は歩いて回るものだ。
でも、合計1200㎞を歩くとなると何日かかるかわからないし、そんなに歩きたくない。自転車遍路という方法もあるけど坂道がねぇ…。
愛知にいた時に知ったブロガーさんが、トヨタの期間従業員を満了した後、自分を見つめ直すために四国に旅立った。全て徒歩で野宿が基本という苛酷な旅だ(⇒四国遍路)。
この人は名文家だし、製造業や非正規雇用を鋭くえぐり、そこからこの国の歪んだ型を冷静に見つめている。ノンキに家出旅行を繰り返していた僕などは、大いに勉強になったし恥ずかしくもなった。
だが、この人が書く四国遍路の旅は壮大な叙情詩であり、空虚で長いだけの僕の旅ブログとは全く違う。品格と知性の差だろう。
足の痛みに耐えながら、旅の意義を何度も考えながら、それでも前をめざす。ひたすら圧倒されながら、読ませていただいている。
人生すなわち遍路なり。