ブルートレイン廃止問題① | Little Friends

ブルートレイン廃止問題①

寝台特急「富士」「はやぶさ」が廃止され、夜行快速「ムーンライトえちご・ながら」が臨時列車に格下げとなり、いよいよ夜行列車も絶滅寸前になってきた。


でも、夜行列車廃止を美化する報道ばかりで、長距離列車廃止の問題の本質を取上げるメディアが少ないことが気になる。


メディアを通じてJRが主張する夜行列車廃止の理由は、利用客の減少と車両老朽化だ。


利用客の減少と言っても、夜行バスは各地に走っているし、火災を起こした東名高速バスなどは利用客も多い。


つまり、JRの夜行列車は料金が高く、料金に見合った快適さがないから客離れをおこしただけで、夜行ニーズはあるのだから、ちゃんと改善されれば夜行列車は支持されたはずだ。それなりに利用客がいれば、老朽化した車両を更新することもできるはず。


実は、国鉄が分割民営化されたために、それが簡単にできない理由があるのだ。


JR各社をまたがって運転される「富士」「はやぶさ」のような列車の運賃や料金は、列車の走る距離によって配分される。


たとえば東京―九州間の列車の場合、走行距離の長い西日本と東海の収入が多く、始発終着駅のある東日本や九州の収入は少ない。(続く)