懐かしの急行列車⑮~「のりくら」
名古屋から高山方面へ走っていた急行。昔は特急「ひだ」の本数が少なく、この「のりくら」が高山線の主役だった。
名古屋から北陸へは北陸線回りがメインルートだが、富山や高岡あたりなら高山回りの方が距離は短い。だが、単線非電化で勾配線区の高山線は時間がかかるため、ほとんどの列車は高山止りだった。
昔は下りのみ金沢行の夜行「のりくら」が走っていて、僕は秋頃に乗った。
険しい山間を行く高山本線も景色はいいはずだが、夜行では何も見えず、キハ58の直角シートではもちろん熟睡など不可能、何度か姿勢を変えながら、結局ほとんど一睡もできないまま富山で降りた。朝5時前だったが吐く息が白かった。
この後、糸魚川に向う予定だったが、時間があるのでいったん改札を出た。ありがたいことにラーメンの屋台がいて、暖を取るためさっそくラーメンをすすった。
去年食べた富山ブラックではなく、たいしたラーメンでもなかったが、寝不足の冷えた体には最高のご馳走だった。
JRになってから、勾配に強い高出力の85系気動車特急「(ワイドビュー)ひだ」が投入され、高山本線は全て特急に統一されて「のりくら」も過去帳入りしてしまった。
名古屋から北陸へは北陸線回りがメインルートだが、富山や高岡あたりなら高山回りの方が距離は短い。だが、単線非電化で勾配線区の高山線は時間がかかるため、ほとんどの列車は高山止りだった。
昔は下りのみ金沢行の夜行「のりくら」が走っていて、僕は秋頃に乗った。
険しい山間を行く高山本線も景色はいいはずだが、夜行では何も見えず、キハ58の直角シートではもちろん熟睡など不可能、何度か姿勢を変えながら、結局ほとんど一睡もできないまま富山で降りた。朝5時前だったが吐く息が白かった。
この後、糸魚川に向う予定だったが、時間があるのでいったん改札を出た。ありがたいことにラーメンの屋台がいて、暖を取るためさっそくラーメンをすすった。
去年食べた富山ブラックではなく、たいしたラーメンでもなかったが、寝不足の冷えた体には最高のご馳走だった。
JRになってから、勾配に強い高出力の85系気動車特急「(ワイドビュー)ひだ」が投入され、高山本線は全て特急に統一されて「のりくら」も過去帳入りしてしまった。