命のビザ | Little Friends

命のビザ

戦前、杉原千畝という外交官がいた。海外では「ちうね」ではなく、そのまま「SENPO」と呼ばれていたようだ。


ドイツをはじめヨーロッパ各地で迫害されるユダヤ人に対し、リトアニア公使だった彼は、ドイツと軍事同盟を結んでいた日本政府の方針に反し、人道的見地からユダヤ人に国外脱出のためのビザを発給し、多くのユダヤ人の命を救った。


帰国後の彼は、この件を問題視されて不遇な晩年を送ったが、のちにユダヤ人たちが建国したイスラエルでは、日本人として唯一、「正義の人」として公式に讃えらている。


そのユダヤ人が、アメリカの後押しをいいことに国連の停戦決議も無視して大規模な軍事作戦を続け、罪のない多くのパレスチナ人が命を落としている。


「かつて日本はあなた達を救った。今度はあなた達がパレスチナ人を救うべきだ」


本当に仲介ができるのは日本じゃないかと思うし、僕が総理ならこう訴える。


昔の米ソ以上に対立していた薩長を同盟させた坂本竜馬、そして日本のシンドラー杉原千畝。日本はこういうことができる国だった。


でも、お互いの存在自体を認めないのでは難しいし、今の日本では国内のこともちゃんとできないしねぇ…。