懐かしの急行列車⑭~「えりも」
札幌から苫小牧を経て、日高線の終点様似まで走っていたディーゼル急行。
僕が乗った時は、急行のくせにローカル用のキハ40の2両編成で、確かに車両は急行用気動車より新しいものの、車端部にはロングシートに吊革で、なんだか損した気分になった。
しかも、苫小牧で向きを変えて日高線に入ったとたん、じれったくなるような鈍足ぶり。太平洋と海岸丘陵に挟まれた隘路を延々と走るから、スピードが出ないのは仕方ないが、これで急行料金を取るのはひどい話だと思った。
日高は馬の産地であり、沿線には牧場も多い。のびのびと駆ける馬の姿も見える。でも、馬の姿が見えるということは、列車より馬の方が速いのではないかとすら思った。
終点の様似からは、バスで襟裳岬に通じている。さらに昔は、そこから広尾まで出ると帯広まで走る広尾線というローカル線が走っていた。いまだに有名な「幸福駅」のあった路線だ。
僕も、この時はバスを乗継いで広尾に抜けた。
日高地方からは札幌までの長距離バスが走るようになり、所要時間は「えりも」より短く、運賃は鉄道より安い。当然のように「えりも」も姿を消した。
日高線は、のんびり辿るならいい路線だけど…。
僕が乗った時は、急行のくせにローカル用のキハ40の2両編成で、確かに車両は急行用気動車より新しいものの、車端部にはロングシートに吊革で、なんだか損した気分になった。
しかも、苫小牧で向きを変えて日高線に入ったとたん、じれったくなるような鈍足ぶり。太平洋と海岸丘陵に挟まれた隘路を延々と走るから、スピードが出ないのは仕方ないが、これで急行料金を取るのはひどい話だと思った。
日高は馬の産地であり、沿線には牧場も多い。のびのびと駆ける馬の姿も見える。でも、馬の姿が見えるということは、列車より馬の方が速いのではないかとすら思った。
終点の様似からは、バスで襟裳岬に通じている。さらに昔は、そこから広尾まで出ると帯広まで走る広尾線というローカル線が走っていた。いまだに有名な「幸福駅」のあった路線だ。
僕も、この時はバスを乗継いで広尾に抜けた。
日高地方からは札幌までの長距離バスが走るようになり、所要時間は「えりも」より短く、運賃は鉄道より安い。当然のように「えりも」も姿を消した。
日高線は、のんびり辿るならいい路線だけど…。