トヨタショックに思う③ | Little Friends

トヨタショックに思う③

(続き)国民が熱狂的に支持した小泉構造改革の結末は、格差と社会不安を増大させ、凶悪犯罪が多発する世の中を作り出しただけだったのか?

派遣切りが大問題になっていても、自動車産業では正社員のリストラはないし、今までの内部留保もたっぷりあるから、今は嵐が過ぎるのをじっと待っているのだろう。

ということは、景気がよくなれば、また非正規雇用を大量に生み出し、コストカットは下請けに押しつけ、大企業にのみ利益が集中するということを繰り返すだけだ。

人口減少と少子高齢化が進むこの国で、アメリカ式の大量生産大量消費による経済発展はもう成り立たない。

しかもそれは、格差社会を深刻化させるだけでなく、環境破壊を加速し人類自身が重大な危機に直面している。エコ替えなどというバカな言葉にだまされてはいけない。

バブル経済に依存するのではなく、物を大切に使い、政治のムダをなくしたうえで、高負担高福祉というヨーロッパ型の社会を指向するしか、この国の未来はないのではないだろうか。

そうなると、国家としての長期的なビジョンを戻った政治が必要だ。それを作り出すのは、僕たち国民ひとりひとりの義務だし、権利でもあると思う。