小室哲哉逮捕で思ったこと② | Little Friends

小室哲哉逮捕で思ったこと②

(続き)新店の出店に僕は反対した。再建途上で、まだまだそんな実力はない。

だが、その人はそんな僕の意見に耳を傾けることはなかった。僕は店を去ったが、この大型商業施設の不振に足を引っ張られたうえ、本業の不動産で一気に資金繰りに行き詰まり、不動産屋もラーメン屋も倒産した。

今は消息も知らない。

強気なだけでは、経営なんてできないんだなと痛感した。

もう1人は、最後に勤めたチェーン店の社長。

離婚、会社をクビという失意のどん底から、たいした経験もないのにラーメン屋を立ち上げ、あっと言う間に全国に展開するチェーン店に成長した。

だが、絶頂期は長くは続かなかった。店舗数は全盛期の半分になり、ラーメンがダメならと、居酒屋やジンギスカン屋などにも手を広げているが、どれもうまくいっておらず、まさに防戦一方だ。

借金返済のために始めたラーメン屋なのに、急激な規模拡大のために、新たな借金を重ね、今さらやめるにもやめられない。

成功した多くのラーメンチェーンが、こういう状態ではないだろうか?

でも、防戦一方ではいずれ破滅する。会社や店は残っても、経営責任を問われ、多額の借金を背負わされて追われる。(続く)