翼を下さい?~地方空港の苦悩 | Little Friends

翼を下さい?~地方空港の苦悩

「北海道フリーパス」を書いている時、時刻表を見ていて驚いたことがある。

稚内から利尻礼文という離島には、フェリーが運航されているが、他に空路もある…はずが、いくら時刻表を探してもない。

なんと、利尻礼文と稚内を結ぶ空路は廃止されたそうだ。利尻からは札幌への路線があるが、礼文は空港があっても路線がない幽霊空港なのだ。フェリーが欠航したら本当の孤島。生活物資も入らない。

それ以外の道内空港も、道内経済の停滞と観光客の減少、最近の原油高騰もあって、路線廃止が深度化している。

紋別空港は1日に1便しか飛ばない。JRも廃止され、札幌への交通は道路だけ。冬の厳しい北海道では大変不安なことだ。函館ですら関空便が減便されるとか。

JRも航空路線も民間会社だから、利用が少なければ廃止されるのは仕方がない。

でも、民間企業の収支だけに任せていたら、どんどん交通弱者を生み出してしまう。

道路をたくさん作るだけでは、これからの高齢化社会に対応できない。高齢者の運転は危険が伴うし、車の維持費やガソリン代も高齢者には負担だ。

なんでも補助金だとは言わないが、もう少しちゃんとした総合交通政策は考えられないのだろうか?