京都へ②~「トワイライトエクスプレス」北帰行 | Little Friends

京都へ②~「トワイライトエクスプレス」北帰行

(続き)新大阪をあわただしく発車、いよいよ札幌まで22時間、1500㎞の遥かな旅が始まった。

「いい日旅だち」のインストロメンタルが流れ、自動放送のようなアナウンスが流れた。

「トワイライト」の客車は、「北斗星」と同じく国鉄時代に作られた年季の入った車両だ。

最近の自動車内放送は、列車の位置を自動的に検知して放送する方式だから、古い客車を改造するのは大変なはずだ。と思ったら、続いて「北斗星」と同じ昔なつかしい「国鉄客車用チャイム」が流れ、車掌の肉声放送が流れ始めた。

なんだ、最初だけ何かに録音したものを流していただけだったのか(笑)。

「北斗星の旅路」で、このチャイムは「北斗星」だけと書いてしまったが、「トワイライト」でも聞けると訂正しておく。

車掌の放送が流れる中、僕の部屋のドアがノックされた。車掌の検札かと思ったら、黒いスーツ姿の食堂長だった。

「本日はご利用いただきましてありがとうございます…」

丁重な挨拶のあと、無料サービスのウェルカムドリンクのチョイス、夕食の予約の確認、明日の朝食の予約の有無、これまた無料のモーニングコーヒーの希望時間などをていねいに用紙に記入してゆく。(続く)