「トワイライトエクスプレス」奔走記⑥ | Little Friends

「トワイライトエクスプレス」奔走記⑥

(続き)たかが列車に乗るのに、バッカじゃないの?と思うだろうが、「トワイライト」のような人気列車のチケットは、ここまでやらないと取れないと思った方がいい。

デビュー当時の「北斗星」の場合も、シーズンオフの平日のチケットですら、ここまでやっても取れないことも多かった。

さて二川駅。時刻は9時40分。窓口に行き、駅員氏に事情を話す。

「トワイライトですかぁ…」

えらいものが舞い込んだ、と言わんばかりだが、事の重大さを理解した駅員氏は、すぐに希望日時などを聞き、データを入力し保存した。幸い、先客はいなかった。

よしよし、あとは10時になると同時にクリックしてくれればいい。

キヨスクでペットボトルのお茶を買い、窓口の向かいのベンチでボーッと待つ。

9時55分、外国人の家族連れらしき集団が窓口にやってきた。

…ま、ま、まずいあせるあせるあせる

どうやら券売機の使い方がわからないらしい。

窓口氏が外に出ようとしたところ、奥にいた年配の社員が制止し、機械の方を指差しながら自分で対応に出た。

「お前はトワイライトに全力をあげろ!」

とでも言ってくれたのだろう、二川駅の見事な対応に頭が下がる思いだった。(続く)