摂食障害回です。

 

酒ばかり呑んでいないで、また過食でもしてみようかしら。

そう思うことがあります。

どちらにしても、消し去りたい記憶を忘れようとしている行為なんですよね。

 

食べている一瞬、呑んでいる一瞬だけが救われています。

もうビールも飲んだし、ワンカップ大関ミニにも手を出してしまったので、

行けるとしたら近所のセブンイレブンです。

でも、お酒が過去を忘れさせてくれるなら、

お酒が現状を忘れさせてくれるなら、

無理に食べ物を詰め込まなくてもいいです。

 

今まで下戸だったから、そもそもお酒を呑もうなんて思ってもいませんでした。

薬が効きやすくなるから飲んでいるだけです。

 

食べたいものの方が沢山有りますよ。

 

菓子パン、ポテトチップス、揚げ物、ナッツ、ごま塩ご飯、

アイスクリーム、チョコレート、クッキー、生クリーム、

ドーナッツ、牛丼、たれカツ丼、

 

でもなんだかむなしくて。

食べることがむなしくて、今はアルコールに逃げています。

 

わたしの場合は、過食嘔吐をしてしまうので、

服薬をしたあとで過食嘔吐すると薬が無駄になってしまうということもあり、

それだけはご勘弁いただきたいところなんです。

 

 

わたしの過去の何が気に入らないって、

ありがち過ぎて話す気にもなれません。

といいつつ一つエピソードを話します。

 

父親に髪の毛をつかまれて、

洗濯機の角に何度も顔をぶつけられていた時、

母親は怖い顔をして無言でわたしを睨みつけていました。

止めることもなく、いい気味だとでも思っていたのでしょうか。

「うるさい。泣き止むまで辞めないぞ」と言われ、

「痛いよ。助けて」

と言っても誰も助けてくれませんでした。

そのまま父親は髪の毛をつかんだまま、

今度は鏡にわたしの顔を見せ、

「酷い顔だ。顔を洗って反省しろ」と言いました。

わたしは何を反省したらいいのかわかりませんでした。

 

 

こんなこと日常茶飯事でした。

 

全国の、全世界の、被虐待児童に比べたらとてもソフトな事例だったので、

誰にも見過ごされ、ちょっと傷つきやすい性格だったわたしだけがその場に取り残されてしまったのでした。

誰にも気づかれず、誰にも忘れ去られた記憶に苦しむことの不毛さを笑えたらどんなに良いでしょう。

 

アイスでも食べようかな。

わたし、やっぱり酔えないんです。

下戸だから。酔えなくて、ただ二日酔いだけがやってくる。

 

だったらアイスでも食べて、元気出したい。

非嘔吐過食で太っても、もうそれは仕方がないとあきらめた方がいいのではないでしょうか。

 

ああやだやだ、食べる事の言い訳。

いつもだったらこの時間になれば薬が効いてきて眠くなる頃なのに、

眠たくなりません。

どうしたものでしょうかね。