さて、読書記録です。

「楽隊のうさぎ」中沢けい 新潮文庫 

平成12年刊行

 

昨日読了しました。

 

これはとても面白かったです。

一気に読みました。

若い気持ちで読むことをおすすめします。

 

なにせ主人公が中学生ですから。

中学の吹奏楽部のサクセスストーリーであり、

中学生である主人公のカッチンのサクセスストーリーだからです。

1冊2年半くらいという時間軸です。

 

 

中学生って苦しいですね。

うちのトラちゃんが中学時代を陽気に楽しく謳歌していたことの方がよほど稀有です。

とはいえ、トラちゃんだって、涙を飲むこと流すことありました。

やっぱり中学生は苦しいのです。

 

それから高校生が大人に見えるっていうのも、

親の都合で渡米した子が急に5歳くらい年上の見た目になっているのもあるあるっぽくていいですね。

 

文体も読みやすく、

たとえ文章に不慣れであったとしても、

すっとストーリーに入って行ける感じもうつ病持ちとしてはありがたいことでした。

 

 

 

次に今読んでいる本は以下のものです。

 

「醜形恐怖 人はなぜ「見た目」にこだわるのか」 

精神科医 町沢静夫 光文社(知恵の森文庫)

平成9年刊行 平成16年文庫化

 

けっこう昔の本でしたね。

臨床精神医学の現場の患者さんの例がたくさん出ていますから、

興味深い内容です。

 

完治する人もあれば、自殺してしまう人もいるのです。

もちろん治らずにずっと病気を持ち続けている人だっているでしょうね。

 

 

自殺についてはわたしはちょっと思うことがあります。

 

ここから先は自殺についての考察なので、

センシティブな内容と言えるので、

ちょっとという方はブログを閉じて頂けますようお願い申し上げます。

 

ちなみに、本書は自殺についてのトピックを中心にした本ではありません。

あくまで醜形恐怖を抱えた患者さんの症例で1冊をまとめています。

 

 

 

 

わたしは希死念慮持ちですので車を運転しているときなどは、

どこの河川敷が適しているかとか、場所選びをしながら運転をしていることがあります。

 

山であれば謄本を取って国有地であることを確認しなければなりません。

所有者のある土地に勝手に入り込んで自殺をはかり、

家族が損害賠償を請求されても面白くないですから。

 

そうなると私は河川敷を中心に考えます。

 

橋の高さで行くか、欄干とロープで行くか、

高さ勝負であれば、頭に重石を括りつけて必ず死ねるようにしなければなりません。

水面ではなく大きな石がゴロゴロしている部分に向かって勢いをつけて、

頭から猛スピードで行かねばなりません。

しかし橋の高さなんて、こちとらクソ田舎住みですから、

どこも似たり寄ったりでそんなに高さのある橋が見当たりませんね。

欄干とロープであれば、深夜の交通量が皆無といった場所が望ましいです。

 

アルコールや向精神薬は必ず大量に飲みたいですね。

もう麻痺している状態で一息に行きたいです。

 

 

自分の家の中や敷地内なんて、もっての他です。

絶対にありえません。

買い手を見つけるのが大変です。

自殺物件は本当に価値が下がり、儲けにならないのもかなり解せません。

これは絶対に悪手です。

わたしなら自分の敷地ではやりません。

 

たとえ更地にしたとしても、

かえって買い手が見つかりません。

なぜならお客さんよりハウスメーカーが自殺があった土地というだけでNGを出すからです。

 

 

余談になりますが、

わたしの同窓生が自宅の敷地内で自死しました。

実家の隣の隣の家でしたので本当にショッキングでした。

わたしは自分と同じ「ロストジェネレーション」世代にはとても同情的です。

もう正気ではいられない程辛かったんだと思います。

 

 

 

自殺についてここまで考えるのは、

わたしにとってそれが安全バーの役割を果たしているからです。

人は冷静で通常な判断力がある間は自殺をしません。

冷静で通常の判断力を保つために、

高い金を払って医療機関へ通いお薬を大量に買っています。

 

 

 

自殺をするかしないかは、尊厳死とは違うとわたしは考えます。

 

何度も申しますが冷静に正常な判断が出来なくなった時が危ない時です。

 

 

一方尊厳死はかなり冷静に何日も熟考し、

家族の為や自分の為になる行いであることを幾度も確認し、

それで行うとわたしは考えます。

 

わたしも将来、生きていることがトラちゃんの負担になるような状況に陥ったら、

尊厳死としての死を選ぶでしょう。

それについて、愛するトラちゃんにもきちんと説明をするでしょう。

そしてトラちゃんの気持ちがきちんと収まるところに収まるのを待って、

それから実行するでしょうね。

 

 

そろそろ夜の7時になりそうといったところです。

まだ一回も過食嘔吐をしていないなんて、

近ごろのわたしにとっては本当に珍しいことです。

 

夜はやります。

強迫性障害ですから。

破綻するまで食べ続けるでしょう。

 

 

そういえば強迫性障害といったら、

運動脅迫というものもありましたね。

これは摂食障害患者さんなら多くの方が経験があるかもしれません。

 

わたしの場合は、ある日ふとウォーキングするとか、

ストレッチをするというのが鬼門です。

 

それをしてしまうと次の日もその次の日も毎日毎日、

力尽きるまでやめられなくなってしまいます。

なので運動は意図的になるべくやらないように心がけています。