嫁が他界した時、息子は保育園の年長、娘は3歳になったばかりだった。

この2人に寂しい思いをさせまいと、休日は ショッピングセンターのゲーセン、映画、公園、夏はプール、と とりあえず、同年代の子供たちが休日に行くだろう場所には 連れて行った。母親が居なくても、普通の子供たちが経験するだろう事は、させてやらねば という気持ちだった。

いま、思えば そういう義務感で動いており、自分自身が楽しめてなく、子供たちも楽しめていなかったような気がする。
どこに行っても、そういう場所は、夫婦そろって子供を連れてきている家族ばかり… そんなとこにばかり目がいって、落ち込んでたなぁ。

そんな中、いつものように公園に遊びに連れて行った。マンネリしないように、いろんな公園に連れて行ったが、はじめて行く公園だった。

その初めて行った公園で、さおりと、その一人息子の二人と出会った。

嫁が他界して、2年が経とうとしてた時で、息子は小学2年生、娘は年中になっていた。