忘れてしまったが、あるセールスマンがいまでも伝説に
残る記録(ギネス入り)を打ち立てたその全貌を書いた
いわゆるセールス本を読んだことがある。
彼の名は、ジョー・ジラート(ジェラートならおいしい)
シボレーを年間1400台以上売った彼のテク本は、
200万部以上売れており、いまでもあるかは、調べて
いないが、セールスに興味を持つ人は知らない人が
いないのかもしれない。
しかし、彼のセールス感覚は、いまとなっては、もう
昔話になってしまっているのでは、ないか。。
そうなんとなく感じてはいたが、彼の観覧車理論は
いまでも、自分の思考回路に染みついており、
セールスで向上心を目指すものとしては、いつかは
かれのようにやってみたいと思ったものだ。
しかし、そんな彼に対して、風刺したツワモノがいる。
その彼の本は、大変興味深い、洞察に溢れた内容で、
新刊であったが、恐らくビジネス本ランキングでも
上位に値するに違いないという位、買って決して
損にならない、中身の濃い本だ。
彼は、セールスマンではないが、業界では名の知れた
ベストセラーマンだから、とにかく読んで面白い!
いままで、セールスに関して書いたどの専門書より
専門書っぽいのだ。
(彼自身、セールスをテーマに書くのが初めてで
あり、彼ほどの実績をもつものとしては、勇気が
いった・・などと、神田くんが最後に言っている)
彼が、書中にこんなことを書いている。
売り手は、もはや情報の保護者でも提供者でもない。
売り手は、情報の管理者であって、浄化比器の役割を果たす。
―殺到する事実やデーターの解明、選択を手助けするのだ。
そして、アメリカ東海岸にある大手自動車販売店の副社長の
言葉を紹介した。
「もしもお客様が少しでも疑問をお持ちであれば、わたしは、
【シボレーのホームページを見てみましょう】と言います。」
そして一緒に答えを探すという。
・・・・そうか!
この考えの違いを見逃すことはできないでいた。
かつて顧客は、情報を求めて、店から店へ渡り歩いて
情報を吟味し、組立てし、自分で答えを導き出した。
それでも、情報に抜け、モレがあったのが当たり前で、
いざ、販売店が待ち構えているショールームに入ると、
言葉巧みにセールスの仕掛けを浴び、最後には、
セールスマンの押しの一手に負けて、購入を決断してしまう。
(現代でもある事だが、ケースとしては、減ってきているに違いなく)
従来のセールス教本(特に古い情報でテクニックに走った内容)
は、著者のいう通り、もう御蔵入りしていい時代なのかもしれない。
殿堂入りして、壁に飾って置く価値しかないのかもしれない。
情報の形が、ここまで変わり、ビジネスのあり方についても、
やはり再形成が必要な時代であることは、まっこと真実であると
セールスの現場に携わる一滴の身分として、声を高らかに主張したい。
人を動かす、新たな3原則 売らないセールスで、誰もが成功する!/講談社

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