佐賀県にある吉野ケ里遺跡公園。高床倉庫、竪穴式住居、物見やぐら。朝鮮半島から九州北部に渡来してた渡来人から米作りが伝わり、米を保管していた高床倉庫。

環壕集落から争いに来られないか見張るのに使っていた物見やぐら。

竪穴式住居も上下関係の身分があって集落ごとに争いが起きていたが、取り締っていた王が住んでいた竪穴式住居の中。ベッドがあった。そこで寝てみた。当時は青銅器や鉄製品、米などの取り合いになっており、青銅器や鉄製品を多く集めた者が身分が上になっていた。
弥生時代の鉄製品、青銅器作り体験。吉野ケ里で出土した銅剣、銅鐸をメインに、銅鏡、石包丁、巴形、貨泉、親魏倭王の印製などがある。
今回は銅剣にした。作ってみた銅剣。飛行機には危険物で引っかかるから持ち込めない。
銅を10分位加熱する。
溶けたら銅剣の形に流す。固まったら形から外して不要な部分を折って取る。ヤスリを使って尖った所を削って出来上がり。
銅鐸を鳴らしてみたら大きな音だった。当時は呼び出すベルとして使われていた。

弥生土器、まじないに使った土偶と埴輪。卑弥呼が女王だった邪馬台国って、どこだったか今だに発見されていないが、恐らく奈良県かもしれないと言われている。そのあとに古墳時代で政治の中心が大和だったから。
ずっと前に辻ミュージック宿泊プラン、親が歌謡曲舞踊の会をやっていた時の佐賀コースででも、この吉野ケ里遺跡公園は行った。兵庫県伊丹市に住んでいた時であるが、小学校6年を対象にした春休みだったから、新中学1年生対象になるが、自分がバスの中では博多から佐賀県の唐津市、虹の松原、鳥栖市を案内して、吉野ケ里遺跡では弥生時代の内容について説明した。ツアープランナーとバスガイド、社会の教員をミックスしたみたいなものだった。帰りは「大阪まで飛行機で帰りたい人はいませんか?全員新幹線ですね!もし、飛行機で帰りたい人は銅剣は危険物で引っかかるから、制作体験は銅剣以外のものにして下さい。」と言ったのを覚えている。その時に人気があったのは銅剣、銅鐸、巴形だった。