中学生向けの日本地理の取材集めで福岡から鹿児島の桜島コース。博多バスターミナルから桜島号のバスで鹿児島中央駅まで。

経路は福岡県、佐賀県南部を経て熊本県、宮崎県を通り鹿児島中央駅へ。相席を断るダブルシートは一番前の席に限るようになっていて、タイヤの上だが、前の景色も見えて撮影するには最適の席である。
福岡県から佐賀県はあまり険しくない筑紫山地があって、稲作が盛んの筑紫平野。1年に米と小麦が作られているということで、異なる2種類の作物を作るから二毛作になる。因みに1年に同じ作物を2回作る場合は2期作になる。筑紫平野の稲作
福岡県、佐賀県南部には筑後川が流れ洪水被害を防止する網目の水路であるクリークが通っているて筑紫平野に送っている。福岡県を過ぎると熊本県に入り北熊本パーキングで休憩。ここでは日本三大急流である球磨川のヨーグルトと阿蘇の黒川温泉のコーヒー牛乳を買った。
日本三大急流は熊本県の球磨川、静岡県の富士川、山形県の最上川である。球磨川をバスの中から撮影。
この辺りは八代市で畳の原料である、い草が作られている。球磨川の横、い草畑。
熊本県の野菜は🍅トマトが生産1位。阿蘇山は世界一大きなカルデラである。噴火により頂上付近がへこんだ凹み。九州地方南部の大きな山地である大分県、熊本県、宮崎県へ繋がる九州山地は凄く険しい。
大分県は地熱発電の温泉地帯である。別府温泉、湯布院など。
熊本県八代市の畳原料、い草グッズ。
宮崎県に入り宮崎平野ではピーマン、きゅうりが時期よりも出荷を早めて値段を高くで売る促成栽培が行われている。夏の野菜だが、冬〜春にかけて高くで売る。宮崎平野には大淀川が流れていて日向灘に注ぐ。今回行く鹿児島県は東側が大隅半島、西側が薩摩半島であり、桜島は大隅半島にある。大隅半島の東側が肝属山地(きもつきさんち)である。鹿児島は火山の噴火で火山灰が積もって出来た白い砂の地形であるシラス台地が多い。シラス台地をバスの中から撮影した。今から3万年位前に錦江湾で巨大噴火が起こり、シラス台地と姶良カルデラが作られた。姶良(あいら)も鹿児島で有名な所。
シラス台地を撮影。
鹿児島中央駅に到着すると、ご当地品である黒豚カツ定食。鹿児島県は豚肉の生産が1位! 牛肉は北海道に次いで2位。
鹿児島県はピーマン生産も4位。
桜島フェリーで桜島ターミナルまで。桜島は錦江湾に浮かんで霧島錦江湾国立公園。
今回宿泊する所は、さくらじまホテル。鹿児島湾ビューの露天風呂。
ホテルの部屋での席はワイドビュー桜島、鯱バス様がお勧めの(ロマンスガイドの場所)。パノラマビューの一番窓側。
鹿児島には日本の最南端である屋久島のグッズも売っていた。巨大な屋久杉、屋久島から取った水を使った酒類の三岳。
九州の地形
鹿児島はシラス台地が多いから土砂崩れの被害を防ぐ砂防ダムが設置されている。バスの中から小さい滝みたいなものが幾つかあったから、調べたら砂防ダムらしい。