温度が低く、湿度も低下する冬の間でも、特に乾燥がピークになるのが1、2月。
肌がカサカサして赤くなったり、かゆくなったりして、気になりますよね。
とくに子どものうちは、乾燥肌になりがち。
お風呂上がりなど、肌が乾燥しやすい状態のときに、ローションやクリームをつかって、しっかりと保湿してあげましょう。
スキンケアももちろん大切ですが、部屋の湿度を管理することもとっても重要。
乾燥は、肌のトラブルだけではなく、体調不良や感染症にもつながっています。
空気が乾燥すると、鼻や喉の粘膜も乾燥し、ウイルスや細菌などの外敵を防御する力が弱まってしまいます。
また、咳やくしゃみによって広がった飛沫は、乾燥すると水分がなくなって軽くなり、さらに遠くまで飛んで病原体を拡散させるため、感染しやすくなります。
乾燥から身を守るため、最適な湿度は40-60%。
部屋に湿度計を置いて、いつでも確認できるようにしておくとよいでしょう。
湿度が下回っているときは、加湿器を使用して保湿することが大切。
加湿器がないお家やお部屋でも、室内で洗濯物を干したり、お湯をわかしたりして、加湿することができます。
また、すこし手間がかかりますが、床や窓、家電の水拭きも効果的です。
寒くてつい運動不足になりがちな冬に、家族みんなでお家の水拭き大会を開催してみてもよいかもしれません。
まだまだ寒い日が続きますが、家族みんなで元気に過ごせるよう、色々な乾燥対策を試してみてくださいね。