*乳がん告知されるまでのお話です*


 2024年1月4日


 針生検予約の日 

 

 前回の診察時、採血結果には腫瘍マーカーは引っ掛からなかった

 でも乳がんには乳がんの腫瘍マーカーがありその項目がなかったので追加検査を先生がしてました

 

 お正月のんびり過ごした

 お休み最終日が病院か・・・って憂鬱気分

 健康には自信があったので、白黒はっきりつける為に病院に行くしかない


 13時から検査予約なので病院行く途中に、とんかつ和幸によって

 がっつりカツを食べました


 コロナ生活の時は外食してなかったので久しぶりの外食

 美味しいものを食べてお腹いっぱい幸せ気分

 さて嫌なことを済ませてこよう!


 予約なのですぐに診察に

 

 (ここら辺の記憶は曖昧で自分が覚えてたことを書きます)


 体調はいかがですか?

 そう言う会話から診察がはじまったと思います

 

 その時は左胸がチリチリした痛みがあったのでそう言う症状があると伝えた


 先生がPC画面を見て

 かちかち入力


 



 「ガンです」





 え・・・? 

 

 今・・・?



 告知早くない?

  


 (頭が真っ白になり、精神を守るためにコントみたいなツッコミが続いてたような・・)


 このあとは先生の言葉を箇条書きで記憶に残してます

 冷静を保つのと、今は自分一人なので先生の話を必死に理解しようとしてたんだと思います


 

  ⚪︎乳がんの腫瘍マーカーが一つ引っ掛かった

  

  ⚪︎手術できない

 

  ⚪︎治療方針は薬のみ

 

 私の浅い知識では薬療法は抗がん剤しかなかったので

 薬は抗がん剤ですか?って質問したと思います


 先生の話ではホルモン療法と抗がん剤あると説明してくれました



 いままで感じたことない診察でした

 病院の診察のイメージがいままで良くなかっただけなのかもしれませんが

 先生が真摯に向き合ってくれてる


 その時の空気が違うような

 これが病気と向き合う時の診察の空気



 先生がなんでも質問していいよって言ってくれました



 私の質問は二つだった

 

 「仕事やめた方がいいんですか?」

 『辞めないほうがいい。これからお金かかる。休職できるなら休職したほうがいい』


 「運動してるんですがやめたほうがいいですか?」

 『続けたほうがいい。筋肉落とさないほうがいい』


 自分の質問がこれだけしかなかった・・・

 もっと大切なことを聞かないといけないのに現実逃避なのか平然を保つようにしている・・・



 がん告知をしたのは先生の優しさだと思います

 先生はここの病院の先生ではなく大学病院の先生で

 ここの病院でも診察できるけど先生の病院の方が、ここの病院でできない治療ができると話してくれました


 『大学病院の予約空いてるか確認してあげるので

  今は動揺してると思うから一回待合室で考えてから答え出していいよっ』て話くれたけど


 「予約お願いします!」(即答)

  先生についていくしか私には道がなかった


  


 余談ですが

 先生が『最初に診察受けた先生は大学病院の教授です。教授に診てもらっていいですよ』

 言ってたけど


 じゃ教授で!って言えませんよね