投資をするときに、参加者が意識するレートを意識することが

  大切です。

 

  そういうレートを意識していないと、いきない、売りが入って

  きたりします。

 

  下記は、米ドル円の50年チャート(1971年から2024年)です。

 

  

 

 

    昨日、158.5円ぐらいで終わっています。

 

    上の50年チャートをみますと、1990年当時の高値をブレイクしますと

    そのうえは、なんと、275円になります。

 

    1980年代は、日本の製造業が、世界を席巻していました。

    ソニー、シャープ、三洋、三菱、パナソニック・・・。

    日本の製造業が強いので、世界中の製造メーカーが、脅威に感じていました。

    そこで、確か、世界各国の財務大臣が、集まり、為替を円高にもっていくこ

    とをプラザホテルで決めました。このときの竹下登大臣だったと思います。

    俳優・歌手のDAIGOさんのおじいさんにあたる人だと思います。

 

    1991年に、日銀の5回に及ぶ利上げにより、バブルが崩壊して、土地・株が

    値下がりしていきました。

 

    日の丸 製造業も、中国、台湾、韓国などの新興国から、サムスン、FOXCON

    などの会社がグルーバル競争力をつけて、日本の製造業は、シェアを奪われて

    いきました。

 

    それが、2013年の黒田総裁、安部総理によるアベノミクスにより異次元に金融

    緩和により、巨額のお金を市場に流し入れました。

 

    あの当時、副作用を危惧する声もたくさんありました。

 

    アベノミクスから10年が経ちました。

 

 

    為替が、Uターンをして、逆流をしてきています。

 

    1980年当時のように、日本の製造業は、世界の中で強くないので、各国の

    財務大臣は、円高に誘導しようとは考えません。

 

 

 

    投資をするうえで、トレンドにさかたってはいけません。

    

    これは、鉄則です。

 

    トレンドは、時間足により異なります。

 

    大局的なトレンドを知るには、上述のように、50年チャートを見ておくことが

    大切です。

 

 

 

    終わり。