2022年の10月ごろに、自民党の財務大臣、財務省が

 2日で、5.6兆円の為替介入をしました。

 

 151円ぐらいだったと記憶しています。

 

 急激な円安により、食料品の値上がりにより、日本国民の

 生活が苦しくなるので、自民党の鈴木財務大臣、財務省が

 協力して、為替介入をしました。

 

 

 昨日の時点で、158.5円ぐらいまで、円安が進んでいます。

 

 

 2022年10月に、為替介入をした当時、世界中で、為替取引を

 する人で、米ドル円を買いを入れていた人は、為替介入ににより、

 強制ロスカットを受けました。

 

 世界中の投資家で、損をした人は、日本の為替介入に、不公平・

 不条理を感じたと思います。

 

 ニュースでは、為替介入が成功したので、財務大臣、財務省は、

 誇らしげな顔をしていました。日本国民の生活を、自分たちが助けた

 というおごりです。・・・・①

 

 

  あれから、月日がたち、レートがU ターンしてきました。

 

  おそらく、財務大臣、財務省は、為替が、145円、150円に

  近づいてくるに従い、不安がどんどん大きくなっていったと思います。

 

  そして、攻防ラインの151円ちかくでは、日本人の中にも、

  前回と同様な、為替介入を期待して、売りを入れた人も多いと思います。

 

 

  しかし、簡単に151円を突破され、151円近くで、売りを入れていた

  人の損切を巻き込んで、一気に、上昇して、158.5円まで、いきました。

 

 

   上述の①のときに、おごりいっぱいで、得意げな財務大臣、財務省は、

  今、恐怖でいっぱいだと思います。 円安による食料品の値上げ阻止の

  ための為替介入が、逆に、さらなる円安をもたらし、日本国民の生活を

  苦しくさせているのです。

 

 

   少し金融の歴史をしっていれば、過去、ジョージソロス・・・などの

  ヘッジファンドが、イギリスの中央銀行に勝ったり、アジア通貨危機に

  より巨額の利益を得たことを知っています。

 

   為替取引は、レバレッジをきかせることもできます。

 

 

  ここから、投資のやり方の余談をしますが、

 

  為替のレートは、どこかのレートで、もちあい、レンジができて、売りと買い

  戦い、負けたほうが損切りするので、レートが動きます。

  1位番いい方法は、持ち合いに参加しないで、ダウなどの重要なラインをブレイク

  したときに、買った方についていくことです。余談ですが・・。

 

 

   話を戻しますと、

   2022年の10月の2日だけで5.6兆円の売りポジをもっています。

   ポジションは、決済しないといけないのです、売りポジの決済は、買い圧力

   になり、さらなる、円安がすすみます。

 

 

   昨日の時点で、158,5円まで進み、151円近くで、たくさんの売りポジ

   をもっていると、為替介入は、やれないとおもいます。

 

   塩漬けをしていますと、どんどん、含み損が増えていきいます。

 

   

   今回は、投資について、こういうことになってはいけないという、例として、

   為替介入をとりあげました。

 

   レートが戻ってくるとお祈りするのではなく、すぐに,切るというのが、

   心の健康には一番です。

 

 

    おわり。